2016.02.15 00:01 更新
2016.02.15 取材
自作PCのプロ達が日常を過ごす、こだわりのプライベート空間をお届けしていく「自作派たちのPC周り」。今回は、ドスパラ パーツ館スタッフ松下さんが登場。Radeon HD 7970をCross Fire構成にした、こだわりのゲーミングPCを紹介してもらおう。
まず初めに。2月より「ドスパラ札幌店」へ異動になり、この記事が掲載される頃には真冬の北海道にいるはず。よって、今回のPC周りも一緒にお引っ越しとなります。いろいろ構成が変わる前の記念に、ご紹介できればと思った次第です。
3画面ディスプレイ構成の、充実した松下さんのPC周り |
メインマシンは、ゲームから編集作業まで、何でもやります。なるべく赤と黒のパーツで組みたかったので、PCケースにはNZXT「PHANTOM」を購入。赤のラインが欲しかったので、自分で塗装しちゃいました。
NZXT「PHANTOM」は、ゲーミングPC向けケースとして2010年9月に発売された人気モデル。自ら赤ラインを塗装して稼働中 |
以前は赤いカラーのパーツが少なかったので、見つけたら追加するといった感じでゆっくり組み上げていきました。稼働中のCooler Master「X6」なんて、珍しい赤いインペラ採用のCPUクーラーですよ。
マザーボードはASUS「MAXIMUS Ⅳ EXTREME」でCPUに「Core i7-2700K」を搭載。G.Skill製のDDR3メモリは合計32GB。サウンドカードに「SoundBlaster ZXR」を搭載する | |
派手に光る起動時。サイドパネルの120mmファン2基も赤色LEDモデルに換装済みだ |
ちなみにRadeon派なので、グラフィックスカードにClub 3D製のRadeon HD7970を2枚挿し。Cross Fire構成で組んでいます。しかしながら、さすがに古くなってきたので、SAPPHIRE「Radeon R9 290X」(GDDR5 8GB版)を2枚購入。できれば、この後もう1枚追加して3枚構成のCross Fireにするつもりです。
SAPPHIRE「Radeon R9 290X」(GDDR5 8GB版)を鋭意収集中。合計3枚でのCross Fireを目論んでいる |
もう1台のセカンドマシンですが、こちらは主にメインPCやノートPCのバックアップサーバーとして使っています。一応“ミリタリーっぽいパーツ”というコンセプトで、マザーボードにはASUS「SABERTOOTH Z97 MARK 1」をチョイス。当初はCore i3でしたが、Broadwell版Xeonの誘惑に負け、現在は「Xeon E3-1265Lv4」を搭載しています。
Windows HomeServer 2011で運用中のセカンドマシン。グラフィックスカードにはあまったGeForce GTX 480を使用。動作音は気にならない |
ストレージ周りは、SSDに「Intel SSD 520」(120GBモデル)、HDDはWestern Digital
「WD20EZRX」(2TB)「WD20EFRX」(2TB)を各1台「WD30EFRX」(3TB)4台はRAID 5で運用中。PlexMediaServerを入れてスマホ用の音楽やビデオのストリーミングサーバーとしても活躍中で、エンコードもこちらでやってます。窒息系のPCケースという事もありますが、普段から静かでお気に入りの1台です。
というわけで、北海道での生活が落ち着いてきたら寒冷地仕様のPC周りを紹介できるよう、アレコレ構成を考えておくようにしますよ。
数年前にジャンクで購入した「VAIO P」。その後、自分で修理を行い、現在は稼働中。ゼロスピンドルノートとしてお気に入りの1台 | |
Core i5モデルの「VAIO SA」。光学ドライブをHDDに変更。SSDとHDDのツインドライブ仕様だ | 「VAIO TZ」の2.5HDDモデルを購入。ZIFの端子が空いていたのでSSDを追加し、こちらもツインドライブ仕様で利用 |
文: GDM編集部 Tawashi
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/