2016.02.26 17:25 更新
2016.02.26 取材
株式会社ワイドワーク(本社:東京都千代田区)の熱伝導ゴムシート「HDR-M7」シリーズの発売がパソコンハウス東映にて開始された。サイズは80×80mmの「HDR-M7-80」と、40×40mmの「HD-M7-40」の2種で、価格は税込2,970円と980円。
基板上の凹凸に合わせてフィットする熱伝導ゴムシート。サイズは80×80mm(画像左)と40×40mm(画像右)の2種がラインナップ |
「HDR-M7」シリーズは、柔軟性が高いゴム素材を使用した熱伝導シート。コンデンサとMOSFETのようなサイズの異なるコンポーネントが搭載されている電源回路など、基板上の凹凸に合わせてフィット。発熱体からの熱をまとめてヒートシンクに伝導する事ができる。
基板上にあるコンデンサやICチップなどにシッカリと密着するため、すべてのコンポーネントから熱を吸収できる |
また絶縁性素材により、基板面に触れた場合でもショートの心配がない。さらに高い防水・防塵性により、水分やホコリから機器・基板を保護できる他、幅広い温度条件下で柔軟性が維持されるため、耐振動性も向上できるという。
厚さはいずれも12mm。スポンジのように柔らかいため、軽く押すだけで非常に薄くなる |
サイズは80×80mmの「HDR-M7-80」と、40×40mmの「HD-M7-40」の2種で、厚さはいずれも12mm。熱伝導率は2.4W/m・K、硬度はアスカーC 3以下、使用温度範囲は-40~200℃まで対応する。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
株式会社ワイドワーク: http://www.widework.co.jp/