2016.03.07 09:03 更新
2016.03.07 取材
秋葉原で流通するのは珍しい並行輸入版のASUS製マザーボード「H170I-PLUS D3」がパソコンハウス東映で販売中だ。ミドルレンジ向け「PLUS」シリーズの製品ながら、豊富なオンボードインターフェイスを実装する。販売価格は税込19,980円。
Intel製チップセットH170 Expressを搭載するMini-ITXフォームファクタのマザーボード。ここ最近の秋葉原では珍しい並行輸入版のマザーボードで「正規代理店の取り扱い予定がないため、お客さんからの注文もあり入荷した」とのこと。発売当初は完売していたものの、現在では在庫販売中だ。
国内未発売の「H170I-PLUS D3」。メーカーや正規代理店のお膝元である秋葉原で、マザーボードの並行輸入版が入荷するのは非常に珍しい |
「H170I-PLUS D3」は、Mini-ITXサイズながら豊富なオンボードインターフェイスが特長。メモリスロットDDR3×2(DDR3 1866※O.C. / 1600 / 1333、最大32GB)、ストレージにM.2×1(基板裏面)、SATA Express×1、SATA3.0(6Gbps)×4を装備。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1で、ギガビットLAN(Intel I219V)とWi-Fi 802.11 a / b / g / n / ac+Bluetooth V4.0を搭載する。
PCI-Express3.0(x4)接続のM.2は基板裏面に実装で高速ストレージの運用も可能 |
また、信頼性を高める5つの特徴の総称「5X PROTECTION II」に準拠し、CPUへの供給電力を低遅延で正確に行うデジタル電源回路、チップセットをはじめとする各種チップを過電圧から守る保護回路、LAN機能を静電気から守る高耐久LANポート、一般的な製品に比べ3倍の耐食性を持ち錆びにくいステンレス製バックパネル等を採用する。
豊富なバックパネルインターフェイス。映像出力にはMini-ITXでは珍しいDisplayPortをはじめ、HDMI、DVI-D、D-Subの4系統が用意される |
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/
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