2016.03.10 00:00 更新
Godavariコアを採用するAMDの新型APU「A10-7890K」(4コア / 4スレッド / 定格4.1GHz / ターボブースト時4.3GHz / キャッシュ4MB / TDP95W / Radeon R7)は、今のところ3月18日(火)に発売予定となっている。予価は税込約20,000円。
なお「A10-7890K」には、「FX-8370」と同じ新型クーラー「Wraith Cooler」が付属する。あるショップによると「ほとんどのMini-ITXフォームファクタのSocket FM2+対応マザーボードで、メモリスロットと干渉する」という。さらに、モデルよっては拡張スロットのPCI-Express3.0(x16)とも干渉する場合があるとのこと。
「Wraith Cooler」をGIGABYTE「GA-F2A88XN-WIFI」に搭載したところ。メモリは1スロットしか使用できない | |
メモリモジュールのヒートスプレッダ有無にかかわらず干渉 | 「GA-F2A88XN-WIFI」の場合、PCI-Express3.0(x16)に搭載したグラフィックスカードとも干渉した |
ただし、AMDではリテール版付属のCPUクーラーを使わなかった場合、3年間の無償保証対象外になるという規定がある。そのため、Mini-ITX対応マザーボードで「A10-7890K」を使用する場合、かなり悩ましい自体になる事を意味する。
「Wraith Cooler」の搭載イメージ。ほかにASRock「A88M-ITX/ac」でもメモリスロットは1本しか使えない |