2016.03.15 09:07 更新
2016.03.15 取材
冷却性能を重視したThermaltake製のミドルタワーPCケース「Core X31 with Power Cover」の販売がスタートしている。豊富なラジエター搭載スペースや、多数の冷却ファンが搭載できる高冷却仕様のPCケースで、売価は税抜12,980円。
フロントメッシュによる高い冷却性能と、フルモジュラー仕様の優れた拡張性を備える「Core X」シリーズに属する新型ミドルタワーPCケース。1月にレビューをお届けした静音重視型の「Suppressor F31」シリーズとは対極に位置する高冷却仕様の製品だ。
左サイドがアクリル窓仕様の「Core X31 with Power Cover」。外形寸法は、W250×D511×H497mm、重量8.5kg |
ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2、2.5 / 3.5インチシャドウケージベイ×3、2.5 / 3.5インチシャドウベイ×3(マザーボードトレイ背面)、2.5インチシャドウベイ×2。さらに、これらドライブベイは、レイアウトに合わせて着脱できる「FullyModullerDesign」を採用する。
“フルモジュラー”仕様の内部。拡張スロットは8段で、グラフィックスカードは標準時278mm、HDDラック取り外し時は420mmまで対応、CPUクーラーは全高180mmまでサポートされる | |
例えば、5インチベイを取り外すことで360mmの水冷のラジエターを装着可能。2.5 / 3.5インチシャドウケージベイをなくし、よりエアフローを強化する事もできる |
なお、余ったケーブルを隠し、内部をよりスマートに見せる事ができる電源ユニット用カバー「Power Cover」を備えているのも特長。グロメット付きスルーホールを設ける事で、グラフィックスカードへの電源供給が最短距離で処理できる他、トップ部の空きスペースを利用し、2.5インチSSDが2台搭載できるトレイも標準装備される。
Thermaltake製ケースでも採用された電源ユニット用カバー「Power Cover」。電源ユニットは奥行220mmまでサポートされる |
冷却ファンは、フロント200mm×1または120 / 140mm×2、トップ200mm×2または120 / 140mm×3、リア120 / 140mm×1、ボトム120 / 140mm×2で、すべての冷却ファンポートに水冷用ラジエターを搭載可能。特にフロントとトップには360mmの大型サイズも実装できる。販売ショップはツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.。
120 / 140mmファン×2が搭載可能なボトム部分。引き出し式のファンフィルターも備えている | |
マグネット固定式防塵シートが装着されたトップパネル。I/OポートはUSB3.0×2、USB2.0×2、マイク入力×1、ヘッドホン×1 |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/