2016.03.15 12:08 更新
2016.03.15 取材
Samsungが先週末よりグローバルで発売を開始した、最新世代のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S7」「Galaxy S7 Edge」が早くもアキバ店頭に登場。入荷したのはイオシス アキバ中央通店やビートオン 秋葉原店などのイオシス各店だが、初回分は予約でほぼ完売状態となっている。
Samsungが2月の「MWC 2016」で発表した、最新世代のフラッグシップ端末が登場。サイズとディスプレイの異なる2モデル展開で、通常モデルの「Galaxy S7」は5.1インチ、Edgeモデルの「Galaxy S7 Edge」は5.5インチの有機ELディスプレイを採用する。 |
掲載済みの「スマホ羅針盤」でも触れた通り、Samsungの最新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S7」「Galaxy S7 Edge」が早くも店頭にやってきた。先月開催の「MWC 2016」にて盛大に発表された最新端末で、海外でも3月11日(金)に発売が始まったばかり。グローバル市場での品薄と注目度の高さが相まって、「Galaxy S7 Edge」は事前予約で完売、「Galaxy S7」の在庫も極小量となっている。
2,560×1,440ドットの有機ELディスプレイを採用した端末で、通常デザインの5.1インチモデル「Galaxy S7」と湾曲ディスプレイを採用した5.5インチ「Galaxy S7 edge」の2モデル展開。消費電力を最小限に抑えつつ時刻やカレンダーなどを常時表示する「Always-on Display」など、複数の新機能が実装されている。
デュアルフォトダイオード構成の新型CMOSセンサーを採用した、1,200万画素の高性能カメラを搭載。昨今の端末にありがちな、カメラレンズの出っ張りもかなり抑えられている。なお、カラーは「S7」がGoldとWhite、「S7 Edge」はBlack、Gold、Whiteが入荷した |
最大の特徴は優れたカメラ性能で、一眼レフカメラに採用されるような、センサー素子を左右に分割(デュアルフォトダイオード)したデュアルピクセルCMOSセンサーを搭載。すべての画素数において、超高速の位相差オートフォーカスを実現する。なお、画素数は1,200万画素、F値1.7の明るいレンズを採用している。
そのほか、「Galaxy S5」以来となる防水・防塵に対応。引き続き指紋認証センサーが内蔵されたほか、「Galaxy S6」世代から搭載バッテリーも大きく増強されている。
基本仕様はほぼ共通ながら、一部地域向けにプロセッサなどの仕様が異なる。台湾版の「Galaxy S7」がSamsung製のExynos、香港版「S7 edge」はQualcommのSnapdragon 820を搭載している |
なお、各モデルは出荷地域向けに一部仕様が異なり、今回は「Galaxy S7」が台湾版(SM-G930FD)、「Galaxy S7 edge」は香港版(SM-G9350)が入荷した。
主なスペックは、「Galaxy S7」(SM-G930FD)がプロセッサにSamsung製のオクタコアCPU Exynos 8(2.3GHz+1.6GHz)、「Galaxy S7 edge」がQualcommの最新クアッドコアCPU Snapdragon 820(2.15GHz+1.6GHz)を採用する。その他仕様は共通で、メモリ4GB、ストレージ32GBを実装。外部ストレージは、デュアルSIMとのトレードオフで最大200GBのmicroSDXCに対応する。搭載OSはAndroid 6.0.1。
ネットワークはBluetooth 4.2と802.11acの無線LANをサポート。通信規格は、それぞれLTE バンド1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 38~41などに対応している。
イオシス各店における店頭価格は、「Galaxy S7」が税込89,800円で「Galaxy S7 edge」が税込102,800円。なおすでに完売状態ながら、近日中に次回分が再入荷する見込み。店頭では次回分以降の予約受付も行われている。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/0222/152484
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/