2016.03.17 11:01 更新
2016.03.17 取材
スマートフォンをヘッドマウントディスプレイ化する、低価格な3Dゴーグルの新モデル「RIEM 3」が発売。メーカーは中国のRITECHで、三月兎1号店など三月兎各店で販売されている。店頭価格は税抜2,500円。
スマホを格納してヘッドマウントディスプレイ化、手軽に3D動画が楽しめる3Dゴーグル。新規格の「Cardboard V2」仕様の設計になっている |
スマートフォンをディスプレイとして利用する、安価な3Dゴーグルの最新版。ショップによれば、「Googleの3Dゴーグル『Cardboard V2』に準拠している」とのことで、新仕様に合わせて従来からデザインが変更されている。
「Cardboard V2」は、Googleが昨年に開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」で公開したオープンソースの第2世代3Dゴーグル。新たにスマートフォンの大型化に対応して6インチまでの端末が使用可能になったほか、すべてのスマートフォンで外部操作が可能な物理タッチボタンが追加されている。
サイドバイサイド方式の3D動画やアプリに対応、新規格では6インチ級の端末も使用可能になった。アイカップはメガネをつけたままでも装着可能な深めのタイプで、両サイドには充電しながら使用できるケーブルホールも備える | |
ボトムにボタンを搭載。従来一部のスマホ向けに磁石を利用した外部操作に対応していたが、「Cardboard V2」ではどの端末でも使用できる物理タッチボタンに変更されている |
スマートフォンは、内部の格納スペースに吸盤で固定する仕組み。対応サイズは3.5~6インチで、W90×D160mmまでの端末を固定できる。なお、フロントカバーはレンズ部分が取り外し可能で、スマートフォンのカメラ機能が利用できるようになっている。
三月兎1号店および三月兎3号店で販売中。なおショップによれば「今回は試験的な入荷」とのことで、在庫は少なめのようだ。
従来通りレンズの焦点位置が変更可能。また、カメラ機能が利用できるように、フロントカバーの一部が脱着可能な仕様になってる |
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎1号店: https://www.gdm.or.jp/shop/usagi-1/