NZXT初のMini-ITX対応PCケース

エルミタ的速攻撮って出しレビューでも好評掲載中。NZXTブランドの新型Mini-ITX対応ケース「Manta」の国内販売が19日（土）からスタートした。

フロントおよびトップパネル、さらに両サイドパネルにも膨らみを持たせた独特な曲線とユニークな外観により内部空間を広く確保する事に成功。従来のMini-ITX対応ケースに比べ、約2倍の内部容積から、280mmサイズラジエターを備えた水冷ユニット「Kraken X61」が搭載できる。

当初予定の3月20日から1日前倒しで販売がスタートしたNZXT「Manta」。パソコンショップアークやオリオスペック、ツクモパソコン本店各店で連休初日の本日より購入する事ができる
曲面デザインが特徴的。左側面は開口部が広く、内部の様子がよく見えるアクリルウインドウを装備している

冷却はフロント120 / 140mm×2（120mm×2標準）、トップ120 / 140mm×2、リア120mm×1で、フロントとトップは280mmまで、リアには120mmまでの水冷用ラジエターに対応。

ドライブベイレイアウトは3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×3、拡張スロットは2段で、拡張カードスペースは363mm。CPUクーラーは全高160mmまで。NZXTロゴ入りのカバーを装着したATX電源ユニット搭載スペースは、奥行363mmまでをサポートする。

内部はNZXTお得意のセパレート構造。マザーボードエリアと電源ユニット搭載エリアに分れている
大きく張り出した右サイドパネル。ミニPCながら「裏配線」が容易に行える他、マザーボードトレイ背面との間にスペースができる事で、トレイ裏に3.5インチHDDが搭載できる

外形寸法は、W245×D450×H426mm、重量7.2kg。なお、秋葉原ではオリオスペックでブラック / レッドモデルが、TSUKUMO eX.ではブラック / ブラックの実機が展示中。「水冷ユニットがよく似合うMini-ITXケース」という本体を直接触って確認することができる。

曲面デザインのトップ部分に用意されたアクセスポートはUSB3.0×2、オーディオ入出力×2	左右に滑り止めラバーを装着するボトム面。リア方面にスライド着脱できる防塵フィルタを備える

そのほか、詳細についてはエルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.480「これで全てが分かる。 NZXT「Manta」徹底解説」を参照のこと。

Mini-ITX対応ケースとしては非常に大型の「Manta」。画像右はFractal DesignのATXミドルタワー「Core 2300」との比較

文： GDM編集部 Tawashi
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