2016.03.24 17:37 更新
2016.03.24 取材
ボタンサイズの超小型SoC“Curie”を搭載する、Arduino開発ボードIntel「Genuino 101」がアキバ店頭に登場。本日24日(木)より販売が開始された。販売価格は税込4,860円~4,880円。
「CES 2015」にてお披露目されたボタンサイズの超小型SoC「Curie」を搭載する、Arduino開発ボード「Genuino 101」の販売がアキバ店頭にて開始された。
CPUやメモリ、各種センサーなどを1チップに統合したボタンサイズSoC「Curie」を搭載する |
アメリカでは昨年10月に「Arduino 101」としてアナウンスされた製品で、オープンソースのハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームに対応。さらに「Arduino Uno」準拠の拡張スロットが実装され、多くのサードパーティー製拡張オプションを利用した開発ができる。
USBケーブルなど付属品は一切同梱されないため、別途用意する必要がある |
「Curie」のスペックは、32bitのQuarkベースプロセッサの他、384KBのフラッシュメモリ、80KBのSRAM、DSPセンサー、加速度センサー、6軸センサーなどを標準装備。さらにBluetooth LEによるワイヤレス通信をサポートする。
ボードサイズは「Arduino UNO」と同じ、W68.6×D53.4×H20mmで、重量は25.5g。なお取材時点で販売を確認したのはオリオスペック(税込4,860円)とBUY MORE秋葉原本店(税込4,880円)。いずれも入荷したのは国内正規代理店品で、技適認証済みモデルとなる。
文: GDM編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/