2016.03.25 12:19 更新
2016.03.25 取材
スマートフォンやタブレットから操作・モニタリング可能な、無線LAN対応の全天球カメラ「CUBE 360 Panorama Video Camera」が東映無線ラジオデパート店にて販売中。メーカーはSOOCOOで、価格は全天球カメラでは破格といえる税込11,800円だ。
グルリ360°を一度に撮影できる、全天球カメラの激安モデルが登場。無線LANでスマホからアクセス、映像のモニタリングもできる |
「CUBE 360 Panorama Video Camera」は、360°のパノラマ動画・写真が撮影できる全天球カメラの新モデル。無線LAN機能を内蔵しており、アプリを介してスマートフォン・タブレットからのカメラ操作、映像のモニタリングが可能というアイテムだ。
同様の全天球カメラとしては、リコーの「RICOH THETA」シリーズやコダックの「PIXPRO SP360」などがユーザーに親しまれているが、これらはいずれも3万円前後。今回入荷の「CUBE 360」は実売1.2万円とかなり安価なため、手軽にパノラマ撮影を試してみたい向きに最適といえる。
レンズは360°×190°で、F値2.0と明るい映像が撮影できる。動画解像度は1,280×1,024ドットで、フォーマットはTS(H.264)をサポート。解像度はやや低めながら、価格相応のコストパフォーマンス重視な仕様になっている。
なお、録画メディアは最大32GBのmicroSDHCに対応。操作ボタンも本体に実装され、カメラは基本的にスタンドアローンでも動作する。
側面には、電源と無線LAN、撮影停止ボタンを実装。反対側には、録画メディア用のmicroSDスロットと充電用のmicroUSB端子を備える |
無線LANはIEEE802.11 b / g / nをサポート。アプリはAndroidとiOS向けが用意されているが、ショップでは「アプリの動作は保証対象外」としているため、注意が必要だ。
バッテリー容量は1,300mAhで、動作時間は無線LAN有効時90分、無効時180分とされる。外形寸法はW43×D43×H53mm、重量53g。
底面には三脚固定用のネジ穴も完備。GoPro互換と思われるマウンターも多数同梱されている |
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/