補助電源不要のグラフィックスカードとしては最速のGeForce GTX 950、ASUS「GTX950-2G」発売

2016.03.26 10:00 更新

2016.03.26 取材

　補助電源コネクタが不要なGeForce GTX 950グラフィックスカードとしては初の製品、「GTX950-2G」がASUSからデビュー。本日26日（土）より店頭販売がスタートした。売価は税込21,038円。パソコンショップアークやTSUKUMO eX.で販売中。

GTX 950初の補助電源コネクタ無しモデル

ASUS「GTX950-2G」　売価税込21,038円（発売中）
https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/0325/156250

補助電源コネクタを省略したGeForce GTX 950グラフィックスカード「GTX950-2G」の販売がスタートした。TDPを従来の90Wから75Wに抑えることで、従来あるはずの補助電源コネクタ（6pin×1）を非搭載とするのが特長。


ASUS「GTX950-2G」。基本クロックは定格ながら、OCモード時はコア1,051MHz、ブースト1,228MHzで動作する

基本スペックは90W版のGeForce GTX 950搭載モデルと変わらず。CUDAコア数は768基で、コアベースクロック1,026MHz、ブーストクロック1,190MHz、メモリクロック6,610MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載する。


補助電源コネクタの6pin×1があった場所は切りかけが残されている

また、ASUS 100シリーズマザーボードと同一のホワイトを基調としたカラーリングのVGAクーラーは、デュアルファン採用でリファレンス比3倍の静音性と、2倍のエアフローを実現。

その他、耐久性を高めた独自カスタム部品「Super Alloy Power II」と、コンポーネントの実装をオートメーション化した「Auto Extreme」に対応。またリアルタイムハードウェアモニタ＆OCツール「GPU Tweak II」や、ゲーム画面をリアルタイムにインターネット配信できる「XSplit Gamecaster」が付属する。