2016.04.01 17:42 更新
2016.04.01 取材
3月31日(現地時間)に正式発表された、Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)のサーバー・ワークステーション向け新CPU「Xeon E5 v4」シリーズの発売が早くもアキバで開始された。
「Xeon E5 v4」シリーズ全13モデルの販売がツクモパソコン本店にて本日より開始された |
Broadwellアーキテクチャを採用する、Intelの最新サーバー・ワークステーション向けCPU「Xeon E5 v4」シリーズの発売が、ツクモパソコン本店にて開始された。今回入荷したのは6コア / 12スレッドに対応する最廉価モデル「E5-2603 v4」から、18コア / 36スレッドに対応する「E5-2697 v4」までの全13モデル。
コア数の増加やキャッシュ機構の改善などにより、先代の“Haswell-EP”より20%以上性能が向上 |
なお同店では22コア / 44スレッドの最上位モデル「E5-2699 v4」と、20コア / 40スレッドの「E5-2698 v4」についても取り寄せが可能。こちらはいずれもバルクモデルとなり、価格については変動が大きいため随時確認して欲しいとのことだ。
取り寄せとなる「E5-2699 v4」と「E5-2698 v4」。入荷にはそれほど時間がかからないだろうとのこと |
「Xeon E5 v4」シリーズのスペックを簡単に確認しておくと、製造プロセスは14nm、キャッシュ容量は最大55MBで、メモリはDDR4-2400MHzまで対応。プラットフォームは先代の「Haswell-EP」と同じLGA2011 v3が使用できるものの、BIOSのアップデートが必要。ちなみに取材時点で正式対応を謳っている製品はIntel製のみとなる。なお「Xeon E5 v4」の詳細についてはこちらのリリースを合わせて参照いただきたい。
ツクモパソコン本店では、「Xeon E5 v4」シリーズに正式対応するマザーボードも販売中だ |
またBUY MORE秋葉原本店でも、「E5-2620 v4」(税込53,780円)、「E5-2630 v4」(税込85,580円)、「E5-2690 v4」(税込266,880円)、「E5-2697 v4」(税込344,880円)の計4モデルの販売が開始されている。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹