2016.04.02 12:00 更新
2016.04.02 取材
大阪で2店舗、アキバでも5店舗を展開する、中古・モバイルの専門店イオシスが名古屋地域に進出。4月1日(金)に新店舗の「イオシス 名古屋大須店」をオープンさせた。やや暴走気味な大特価セールに引っ張られて、店頭には開店前から大行列が発生する盛況ぶり。同店にとってはある意味平常運転と言える、お騒がせなオープン初日の模様を出張リポートしよう。
イオシス名古屋地域進出の牙城となる、「イオシス 名古屋大須店」が4月1日にオープンした。所在地は、近隣にパーツショップやモバイルショップが多く集まる大須・新天地通だ |
名古屋大須といえば、東京秋葉原や大阪日本橋に次ぐ、国内有数の電気街・オタク街として知られるエリアだ。「イオシス 名古屋大須店」(所在地:名古屋市中区大須3丁目19-16)が店を構えるのは、そのど真ん中にあたる大須・新天地通。アキバでもお馴染みなパーツショップやモバイルショップが軒を連ねる激戦区で、それらが既存の商店街と融合する独特の立地になっている。
隣はドスパラ、向かいはツクモという好立地。名古屋地域のユーザーにとって、新たな激安ショップの誕生は嬉しいニュースだ |
ちなみに隣にはドスパラ 大須店、向かいにはツクモ名古屋1号店(+デジタル・モバイル館)が店舗を構えているほか、同じ通りにはゲオモバイル名古屋大須新天地通店、近傍ではグッドウィル EDM本店やPCNET名古屋大須店などが営業。そこへ新たにイオシスの新店舗が殴りこみをかけることになった、というワケだ。
モバイル系の有力店であるゲオは、周辺に2店舗を展開。同じ新天地通にも大型店を構えている | |
中部地域最大級のPC専門店である、ユニットコム系のグッドウィルは大須が発祥。鶉さんでエルミタでもお馴染み、PCNETの系列店舗も近くで営業している | |
大須における観光スポットとしても有名な、大須観音も近い。オープン当日はあいにくの雨模様ながら、大須は周辺の各商店街がアーケードで繋がる珍しい地域のため、ほぼ傘の出番はなし。ちなみに2日と3日には、商店街全体で「無茶売祭」なる大売り出しが行われる |
開店時から途切れなく行列ができていた、オープン初日の「イオシス 名古屋大須店」。大須で大行列ができるのは珍しい光景とのことで、近隣でも話題になっていた |
そして早速「イオシス 名古屋大須店」へ潜入と行きたいところ、到着したお昼頃には会計待ちの大行列が出来上がっていた。開店前から60人以上が行列を作っていたとのことで、近隣で道を聞いた際も「あの“けっこう安い”お店のことですか(笑)」と評判になっている模様。こうした行列ができるのは、大須ではかなり珍しい光景らしい。
auのCMでお馴染みな“三太郎”コスのスタッフが呼び込みをかける中、午前中だけで数百人がレジに並んだというから驚き。電力不足で開店直後にブレーカーが落ちるというドタバタもありつつ、店頭には常に人だかりができている状態だった。
店内は、1階のみの営業ながら店舗面積は100m2以上と広く、イオシス全体でも大阪の旗艦店・日本橋4丁目店に次ぐ規模とのこと。現状ではユーザーの傾向が未知数ということもあり、商材も満遍なく全方位を扱っている。ラインナップもアキバの各店に匹敵、大須地域では珍しいタッチアンドトライ用のデモ機も多数展開中だ。
いま日本で一番お得かもしれない、暴走価格のオープンセールが3日(日)まで開催中。こちらは「ヤバすぎて名前が出せない」というB5サイズのThinkPad。お値段は約半額の税込29,800円、各日限定4台の販売だ |
アキバでも“便乗セール”が行われてるが、ここ名古屋大須店では3日(日)までの期間限定で暴走気味な価格設定のオープンセールが開催中だ。リポートの最後には、その中から一際お買い得な目玉品をピックアップしてみよう。なお各日限定販売の特価品については、店頭に並べられていない物も多い。まず来店した際は、特価チラシをチェックすべし。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス 名古屋大須店: http://iosys.co.jp/