2016.04.05 19:11 更新
2016.04.05 取材
トップフローCPUクーラーの定番モデルとして知られている、サイズの「KABUTO」シリーズに後継モデルが登場。4月下旬の発売に先駆け、最新モデル「KABUTO3」(型番:SCKBT-3000)のサンプルがツクモパソコン本店に入荷した。
トップフロークーラーの大定番「KABUTO」シリーズが久しぶりにモデルチェンジ。近く発売される「KABUTO3」のサンプルが店頭にやってきた |
いまだに根強い人気を誇る、トップフロータイプのCPUクーラーに新定番モデルが登場。2012年7月発売の「KABUTO2」(型番:SCKBT-2000)から約4年ぶりのモデルチェンジを果たした、「KABUTO3」(型番:SCKBT-3000)が近く発売される。
現行モデル「KABUTO2」は、優れた冷却性能と値ごろ感からコストパフォーマンスの高さに定評があり、ロングセラーとなったモデル。その直接の後継モデルとなるだけに、「KABUTO3」への期待値は高い。発売は4月下旬の予定だ。
こちらは2012年の発売以来売れ続けている、トップフロークーラーの定番モデル「KABUTO2」。最新の後継モデルでは、いったいどのような変化があるのだろうか? | |
厚みのある銅製の受熱ベースを5本のヒートパイプが貫く仕様。ヒートパイプは、先代の「KABUTO2」とは異なりニッケルメッキ処理が施されている |
分厚い銅製受熱ベースを採用した「高精度ベース構造」が特徴で、新設計のヒートシンクと、6mm+8mm径のヒートパイプを組み合わせる仕様。冷却ファンは「小軸&大型ブレード」による風量重視の設計で、ブレードにスリットを入れて空気抵抗が低減されている。
なお、スリーブベアリングを採用する冷却ファンの仕様は、回転数300~1400rpm(±10%)、風量5.13~66.72CFM、静圧0.01~1.19mmH2O、騒音値19~26.1dBA。
ヒートパイプ形状に合わせて掘り込んだ「高精度ベース」を5本のパイプが貫く構造。軽く観察したところ、外側が6mm径、内側には8mm径のパイプが採用されているようだ | |
アルミフィンが並ぶ新設計のヒートシンク。なお全体的にサイズは先代の「KABUTO2」からスリム化を果たしている模様 |
外形寸法はW120×D149×H125mmで、重量720g。前モデル(全高125mm)から高さが抑えられ、ややスリムになっているという印象。対応ソケットは、Intel LGA 1366 / 115x / 775、AMD AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2 / FM2+ / FM2 / FM1。また、リテンションにはブリッジ式とプッシュピンを組み合わせた、従来同様の“クリップシステム”が採用される。
製品の発売は4月下旬発売予定で、予価は税抜4,980円。なおこちらの製品については、近日詳細レビューを掲載する予定。
基本仕様はこちら。リテンションはブリッジとプッシュピンのいいとこ取りをした、次世代クリプシステムが採用されている | |
発売は4月下旬を予定。市場想定売価は税抜4,980円 |
文: GDM編集部 絵踏 一
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/