ヘリウム充填方式の10TB 3.5インチHDDが入荷。予定通り明日8日発売開始

容量10TBの3.5インチHDDが入荷。Seagate製とHGST製の2種で、いずれもインターフェイスはSATA3.0（6Gbps）、回転数は7,200rpm

3.5インチHDDでは最大容量となる10TBモデルがアキバ店頭に入荷。明日8日（金）よりツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、オリオスペックにて販売が開始される。

今回入荷したのはSeagate「ST10000NM0016」と、HGST「HUH721010ALE600」の2モデル。販売価格は前者が税抜74,800円、後者が税抜78,000円。いずれのショップでもSeagateモデルの方が人気が高く、オリオスペックでは初回入荷はすでに予約分にて売り切れとなる。

問い合わせ、予約受付とも多く人気のSeagate「ST10000NM0016」。ショップスタッフに確認したところ、その理由はよくわからないとのこと

Seagate「ST10000NM0016」はデーターセンター向け「Enterprise Capacity」シリーズに属するモデル。プラッタ数は7枚、ヘッド数は14基、インターフェイスはSATA3.0（6Gbps）、回転数は7,200rpm、キャッシュ容量は256MBで、MTBFは250万時間。

こちらはHGST製「HUH721010ALE600」。回転数やキャッシュ容量、MTBFなどの基本スペックはほぼ同等だ

HGST「HUH721010ALE600」は、エンタープライズ向け「Ultrastar」シリーズに属するモデル。インターフェイスはSATA3.0（6Gbps）、回転数は7,200rpm、キャッシュ容量は256MB、内部転送速度は249MB/secで、MTBFは250万時間。

現行最大となる8TBモデルが約27,000円前後から購入できることを考えると非常に高価な製品だが、大容量かつ信頼性の高いドライブを探している人には有望な選択肢となるだろう。

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Seagate Technology： http://www.seagate.com/
HGST： http://www.hgst.com/