2016.04.08 00:01 更新
2016.04.08 取材
通行人の視線も何のその。たまにやってくるアキバの路上からお送りする今日のコレオシは、近く株式会社ファストからリリースされるというアンプ内蔵DACのS.M.S.L「M3」だ。実は結構珍しい仕様のアイテム、同社の名物営業担当Yさんに解説してもらおう。
最近はだいぶ暖かくなりましたが、夕方になるとまだ肌寒い感じですね。今日はそんな“アキバの風”を感じられる路上のコレオシということで、近々ウチからリリースさせていただく新製品をご紹介させてもらいましょう。それがこちら、以前にも扱ったことのあるS.M.S.Lというブランドのアンプ内蔵DAC「M3」です。今はまだ店頭の反応を見ている段階ですが、来週くらいにリリースを打ってGW頃には発売!・・・したいなぁと(笑)。実はまだ、詳しいところは決まってないんですよ。
大きさはまさに手載りサイズといった感じですが、これでもれっきとした据え置きモデル。そして面白いことに、電源が5VのUSB給電なんですよ。PCとの接続時はバスパワーでOK、さらにモバイルバッテリーを使ってスマホの音源を鳴らすことだってできるという。据え置きDACとしては、かなり珍しい仕様なんです。これがあれば、ノートPCやスマホで大音量&リッチなオーディオ再生ができますよ。
モバイルバッテリーによるUSB給電で動く、珍しい据え置き機。ちなみに一般的なバッテリーはすぐに省電力動作に入ってしまうため、常時給電可能な「IoT機器対応」のバッテリーを使おう |
いやいや、そんな時はポータブルDACを使いなよ、と思います?でもそこはさすが据え置きモデル。ダイナミックレンジはポータブル以上の112dBとパワフルで、192KHz(24bit)のハイレゾ音源にも対応しているスグレモノ。フォーン端子のごっついヘッドホンだって繋げます(笑)。さらに主流の国内メーカー品だと4~5万、海外製でも安くて2万円程度なところ、予価は1万円台前半を予定しています。お小遣いですぐ買えて、どこでも使える!そんな優しさいっぱいの新製品でございます。
さすが据え置きモデルといった、侮れない性能が格安で手に入る新製品「M3」は、4月下旬~5月上旬発売予定。ちなみにAndroid 5.0以降のスマホで使用する場合は、接続時に「USB接続設定」を行う必要がある(タップするだけ) | |
そして同じくS.M.S.Lブランドからやってきた、「IDOL」なるアイテムもオススメです。こっちはもうちょっとお手軽なやつで、スマホとイヤホンの間に繋ぐDACリモコンとでも言いましょうか。アンプ・DAC機能を内蔵していまして、手元でボリュームもいじれます。こちらは予価6千円台後半といったところ、さっきの「M3」と同時に発売になります(予定)。いったいどこのお店に並ぶのか、今から楽しみですね!(バイヤーさんよろしくお願いします)
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社ファスト: http://www.fastcorp.co.jp/