2016.04.08 11:05 更新
2016.04.08 取材
内部にSIMスロットを備え、単体でのデータ通信と通話に対応したAndroid Wearスマートウォッチ「LG Watch Urbane 2nd Edition LTE」がアキバ店頭に登場。イオシス各店やJan-gle各店で販売が始まっている。
ウォッチ開発では豊富なノウハウをもっているLGから、LTE通信&通話対応のAndroid Wearウォッチが登場。リリースは昨年11月だが、一部機能の不具合から販売が中止されていた製品。その出直しモデルがアキバにやってきた |
スマートウォッチといえば、連携したスマートフォンから通知を受け取り表示するという、クライアント端末的な使い方が一般的。ところが今回店頭に登場した「LG Watch Urbane 2nd Edition LTE」は、内部にLTE対応のSIMスロットを備え、単体でデータ通信を行うことができる。さらにOSはAndroid 6.0ベースのAndroid Wear 1.4を搭載しており、ウォッチ単独で通話も可能という“腕時計スマホ”的な機能が特徴だ。
昨年にLGから発売された「LG Watch Urbane LTE」の後継モデルにあたり、OSは独自のWebOS(LGウェアラブルプラットフォーム)から刷新。Android Wear搭載端末としては初のLTE対応モデルであり、初のセルラー対応モデルとなる。
スマートフォンとのペアリングが切れた場合でも、ウォッチ単体でデータ通信・通話が可能。防水・防塵対応のステンレスボディ裏面から、SIMスロットにアクセスすることができる |
ディスプレイは480×480ドットの1.38インチP-OLED(プラスチック有機EL)を採用、ケースサイズは45.5mm。筐体は腐食に強いステンレスが採用されており、IP67準拠の防水・防塵に対応する。また、腕時計バンドには耐久性に優れ、刺激の少ないTPSiVエラストマーバンドが使用されている。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 400(1.2GHz)、メモリ768MB、ストレージ4GBを実装。加速度、ジャイロ、コンパス、気圧、心拍、GPSなどの各種センサーを内蔵するほか、ネットワークはBluetooth 4.1と無線LANをサポート。nanoSIMスロットを内蔵し、通信規格はLTE バンド1 / 3、W-CDMA 2,100MHzに対応する。
セルラー対応になり、先代の「LG Watch Urbane LTE」からさらに分厚くなった。側面にはホーム画面やヘルスケア機能を呼び出せる物理ボタン、スピーカーなどを備えている |
販売店と価格は、イオシス アキバ中央通店やビートオン 秋葉原店などのイオシス各店が税込54,800円、Jan-gle秋葉原本店や同3号店などのJan-gle各店が税抜64,800円となっている。
文: GDM編集部 絵踏 一
製品情報(プレスリリース): https://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/1001/134385
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/