正直なところ、補助電源コネクタがないとはいえGeForce GTX 950で20,000円は高いと思ったのですが、初回入荷分はすぐに完売。再入荷分も週末に売り切れたため、慌てて3回目の注文をしました。やはり、補助電源コネクタがないグラフィックスカードとして最上位モデルという点がウケているようです。

VGAクーラーには、リファレンス比3倍の静音性と、2倍のエアフローを実現したオリジナルデュアルファンクーラーを標準装備する

たしかにケーブルがない分、ケース内の取り回しも楽できれいに収まります。小型ケースに入れた際の見た目もいいですね。今後、ロープロファイル対応モデルなど選択肢が増えてくると、さらに面白いかもしれません。

カバーにASUS 100シリーズマザーボードと同じホワイトカラーを採用。PCケース内部のコーディネートを楽しむことができる

補助電源コネクタがないグラフィックスカードといえば、10,000円前半で購入できるGeForce GTX 750 Ti搭載モデルがありますが、やはりGeForce GTX 950とは性能が違います。確実に越えられない壁がありますから、よほどの理由がない限り、これから買うならGeForce GTX 950がベストな選択でしょう。

現状では唯一の補助電源コネクタが不要なGeForce GTX 950として注目を集める「GTX950-2G」。価格が下がればさらに人気が出そう

ただ、補助電源コネクタに”こだわらない”となれば話は別。20,000円の予算があれば、上位のGeForce GTX 960搭載モデルが射程距離に入ります。販売店としても価格設定には悩むところです。

こちらは補助電源コネクタありの「GTX950-OC-2GD5」。「GTX950-2G」と比べて約2,000円ほど安い

文： GDM編集部 Tawashi
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