2016.04.14 00:00 更新
2016.04.14 取材
Seagateからズラリと発売された「8TB HDD」シリーズ。パソコンショップアークのスタッフ渋谷さんによると、ここにきて購入する人も増えているという。売れ筋モデルを紹介してもらいつつ、大容量HDD導入によるメリットも聞いてみよう。
今、8TB HDDがアツい!かどうかは分かりませんが、ラインナップがかなり充実してきました。特にSeagateは頑張っており、現在6モデルが販売中です。今回は売れ筋モデルを中心に、Seagateの「8TB HDD」シリーズをご紹介しましょう。
赤枠で囲んだのがSeagateの「8TB HDD」シリーズ。現在は6モデルが購入可能 |
一番の売れ筋は、NASやRAID向けとされる「ST8000VN0002」です。先月発売された新製品ですが、やはり大容量のNAS向けモデルはメーカー問わず人気の傾向。ライバルは、Western Digital「WD Red」シリーズの8TBモデル「WD80EFZX」になります。価格も39,800円と同額ですので、あとは好みの問題かもしれません。複数台使うなら、どちらもオススメです。
NAS・監視システム向け「NAS HDD」シリーズの「ST8000VN0002」。回転数は7,200rpm、キャッシュ容量は256MBで、最大連続転送速度は216MB/secというスペック |
二番目の人気は、8TB HDDの最安モデル「ST8000AS0002」です。さすがに8TB HDDは高いと思われているようですが、26,280円ですよと案内するとみなさん驚きますね。
複数あったHDDをまとめて1ドライブ8TBにすれば、PCケースのシャドウベイにも余裕ができます。さらにストレージを増設するのはもちろん、エアフローを改善したり、大きめのグラフィックスカードに交換したりと、さまざまなメリットがあるのです。
大容量データの保存にピッタリな26,280円というコストパフォーマンスが魅力の「ST8000AS0002」。回転数は5,900rpm、バッファ容量は128MB、最大データ転送速度は190MB/sec |
先日発売された10TBモデルともなれば、特殊で普通は選択肢にならないでしょう。でも8TB HDDは価格もこなれつつあり、もはや高嶺の花ではありません。十分検討の余地はありますよ。
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
Seagate Technology: http://www.seagate.com/jp/ja/