2016.04.21 00:00 更新
2016.04.21 取材
本日のコレオシは、ツクモパソコン本店のスタッフ新宅さんも購入を検討しているというトップフロー型CPUクーラー、サイズ「グランド鎌クロス3」(型番:SCGKC-3000)。どこがオススメなのかを聞いてみよう。
トップフローCPUクーラーを探しているお客様に「グランド鎌クロス3」を紹介すると、みなさん決まって「大きいなぁ」と言います。でも待ってください、よくよくサイズを確認してみると、思いのほか全高はありません。
ヒートシンクをV字に、ヒートパイプをクロス(X字)させた「グランド鎌クロス3」。見た目の印象よりも、大きくないんです |
2つのヒートシンクがヒートパイプの角度により“クロス”する「X空間フィン構造」の迫力があるため、いかにもゴツイ印象ですが、高さは147mm。サイドフロータイプで当店一番の売れ筋モデル、CRYORIG「H7」が高さ145mmですから、並べるとほぼ同じ。普通のミドルタワーPCケースなら、ほぼ搭載できます。
CRYORIG「H7」(右)との比較。高さは2mm違いとほぼ変わらない | |
外形寸法はW140×D171×H147mm、重量は790g。ヒートパイプはφ6mm×2本とφ8mm×2本のハイブリッド構成 |
ご覧のようにヒートシンクに角度があるため、メモリをはじめとしたパーツとの干渉もなし。また、標準で搭載される冷却ファン「隼140」のPWMモデル(140×140×25mm)は、回転数400±300rpm~1,300rpm±10%、騒音値12.5~30.7dBAと非常に静かです。さらに、120mmファンと同じネジ穴のため、もっと静音化したい場合や、高冷却仕様にしたい場合など、ファン交換時の汎用性も高いんですよ。
クーラー上面からマザーボード方向へ風をあてる「トップマウントファン構造」を採用。「隼140」のPWMモデルは120mmファンと同じネジ穴位置だ |
同じくトップフロータイプの「KABUTO3」(型番:SCKBT-3000)の発売が近く、こちらも気になりますが、個人的なコレオシは「グランド鎌クロス3」でいきたいと思います。
文: GDM編集部 Tawashi
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