分離・合体のロマン機構搭載。モジュール換装対応スマホ「LG G5」が店頭に登場

2016.04.21 11:19 更新

2016.04.21 取材

　ユニークなモジュール換装による機能拡張に対応した、LGの最新フラッグシップスマートフォン「LG G5」が登場。イオシスアキバ中央通店にて、店頭価格税込89,800円で販売中だ。

対応モジュールにワンタッチで換装できる、ユニークなギミック搭載


LGからデビューした、最新フラッグシップスマホ「LG G5」が直輸入でアキバ店頭に入荷。2.5K液晶やスナドラ820、優れたカメラを搭載した5.3インチ端末だが、ユニークなギミックが最大の特徴だ

LGが今年の2月に「MWC 2016」で発表した、最新世代のフラッグシップスマートフォン「LG G5」がアキバ店頭にやってきた。最大の特徴は、バッテリーごと引き出して対応モジュールに換装できるボトムのギミック。好みに応じた機能拡張が可能なほか、金属製筐体のスマートフォンとしては珍しく、バッテリーを手軽に交換できるというメリットもある。

「LG Friend」こと換装可能なモジュールは、複数がラインナップ。予備バッテリーやシャッターボタンを備えたカメラグリップ「LG Cam Plus」、対応イヤホンを組み合わせてDSDフォーマットのハイレゾ音源を再生できる「LG Hi-Fi Plus」などが利用可能。ただし現時点で対応モジュール製品は入荷していない。


モジュール換装による機能拡張に対応。ボトムからバッテリーごと引き出し、カメラモジュールやハイレゾ対応のオーディオモジュールに換装できる

昨今の金属筐体スマホでは珍しく、バッテリーが交換できるのもメリット。側面のスイッチを押すことで、手軽にボトムモジュールを脱着可能だ

ディスプレイは解像度2,560×1,440ドット（554ppi）の5.3インチ液晶を採用し、プロセッサはQualcommの最新SoC Snapdragon 820、メモリ4GB、ストレージ32GBを実装。OSはAndroid 6.0で、最新の独自UI「LG UX 5.0」を搭載している。

優れたカメラ機能も魅力で、通常アングルの1,600万画素カメラと135°の広角撮影が可能な800万画素カメラを装備した“デュアルカメラ”を搭載。画面をつまんでレンズを切り替える「Zoom In & Out」、インカメラと背面のデュアルカメラ画面を同時に表示する「Multi View」といった機能が利用できる。


背面には、1,600万画素のメインカメラと800万画素広角カメラを組み合わせたデュアルカメラ、指紋認証センサーを搭載している

2タイプのカメラ機能は、アプリからワンタッチで切り替え可能。充電用コネクタはType-C形状のUSB2.0規格で、最新の急速充電もサポートする

そのほか、充電用コネクタはUSB2.0 Type-Cを採用。標準バッテリーは2,800mAhで、Qualcomm Quick Charge 3.0の急速充電に対応する。ネットワークはBluetooth 4.2、802.11acの無線LAN、NFCをサポート。通信規格はLTEバンド1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20 / 28 / 38～41などに対応している。

なお今回入荷したカラーはPinkモデルのみで、在庫は僅少。ショップによれば「近日中にSilverモデルも入荷する見込み」とのこと。