2016.04.21 11:52 更新
2016.04.21 取材
Intel初のTLC NANDフラッシュ採用エントリーSSD「SSD 540s」シリーズから、未発売だった120GBモデルが登場。フォームファクタ違いで、2.5インチとM.2の2種類の販売が、本日21日(木)からパソコンショップアークとTSUKUMO eX.でスタートしている。
先週発売された、Intel初となるTLC NAND採用SATA3.0(6Gbps) SSD「SSD 540s」シリーズ。本日21日より容量120GBモデル「SSDSC2KW120H6X1」(2.5インチモデル)と「SSDSCKKW120H6X1」(M.2モデル)が発売された。
スペックは共通で、NANDフラッシュの製造プロセスは16nm、コントローラは非公開とされ、転送速度はシーケンシャル読込最大560MB/sec、書込最大400MB/sec、ランダム読込最大60,000 IOPS、書込最大50,000 IOPS。
消費電力は、2.5インチモデルがアクティブ時90mW、アイドル時50mW、M.2モデルが、アクティブ時80mW、アイドル時40mW。
120GBモデルの登場で2.5インチモデルは1TBまでの計6製品が出揃った |
なお、TSUKUMO eX.のスタッフS氏による自腹テストも行われている。「CrystalDiskMark 5.1.0」(Shizuku Edition)を使ったベンチマーク計測で、データサイズは1GiB、8GiB、16GiBの3種類のプリセットを選択。モデルは容量240GBの「SSDSC2KW240H6X1」を使用している。
読込はシーケンシャル最高552.5MB/sec、ランダム4K QD32が最高273.8MB/secを計測。書込はシーケンシャルが最高483.5MB/sec、ランダム4K QD32が最高290.9MB/secで、最新SSDとしてはまずまずといったところ。
SSD自腹購入のS氏によるベンチ計測。まずは1GiB |
また、8GiBや16GiBではシーケンシャル書込で344MB/sec~372.9MB/sec、ランダム書込で246.6MB/sec~253.8MB/sec。それほど極端な落ち込みもなく、大容量データ運用時も比較的安定したパフォーマンスを発揮してくれそうだ。
大容量データ時もまずまずのパフォーマンスを披露した「SSD 540s」シリーズ |
文: GDM編集部 Tawashi
Intel Corporation: http://www.intel.com/
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TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/