オーバークロックに特化して開発されたコンパクトマザー

「Z170M OC Formula」は、Intel Z170チップを搭載するオーバークロック向けMicroATXマザーボード。

飽和電流を通常の3倍に引き上げた「Premium 60A Power Choke」、電源効率の高い「Dual-Stack MOSFET」、820μFと100μFの2種のコンデンサを組み合わせ応答性を向上させた「Combo Caps」など、高品質コンポーネントで構成される14フェーズデジタル電源回路を搭載し、オーバークロック耐性を高めている。

「Z170M OC Formula」。高湿環境に強い高密度グラスファイバー10層基板を採用する
MicroATXマザーとしては異例の14フェーズデジタル電源回路を搭載。ニチコン製12Kプレミアムコンデンサの採用やデュアルスタックMOSFETなどは従来通り

開発には、ASRock専任オーバークロックマスターNick Shih氏が参加。初心者からベテランまで簡単に使う事ができるオーバークロック設定が収められた「Nick Shih OC Profile」も実装する。

基板にはオーバークロックマスター“Nick Shih氏”のサイン。OC向けの機能を多く備える

主なスペックはメモリスロットがDDR4×2（最大32GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×8、SATA Express（10Gbps）×2、Ultra M.2（32Gbps）×1。拡張スロットはPCI-Express3.0（x16）×3。そのほか詳細についてはこちらのプレスリリースを参照のこと。

動作クロック4,500MHzまで対応するメモリスロットはOC動作を優先するため2本のみ装備	Ultra M.2（32Gbps）を備えるほか、NVIDIA SLI / AMD CrossFire Xといったマルチグラフィックスも利用できる
MicroATXマザーながら、SATA3.0は8ポートと豊富に実装。SATA ExpressやUSB3.1 Type-Cといった最新のインターフェイスも用意される	ギガビットLANは1ポート。グラフィックス出力はDisplayPort×1、HDMI×1を備える

入荷を確認したのは、パソコンショップアーク（完売）、オリオスペック（完売）、ドスパラ パーツ館（少量在庫）、BUY MORE秋葉原本店（完売）。このほか、ツクモパソコン本店やTSUKUMO eX.にも入荷予定となっている。

文： GDM編集部 Tawashi
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