2016.05.02 18:41 更新
2016.05.02 取材
国内市場では初となる、USB Type-Cポートを搭載するSilverStoneのミドルタワーPCケース「SST-RL05」がアキバに登場。ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.にて4日より発売が開始される。
国内市場初となるフロントUSB Type-C(USB3.0)ポートを搭載する、ミドルタワーPCケース「SST-RL05」がSilverStoneから登場した。内部の接続コネクタは一般的な19pinのため、マザーボードのUSB3.0ピンヘッダを使い、昨今増加傾向にあるType-C機器が利用できるようになる。
フロント上部にはUSB3.0 Type-Cポートを標準装備。マザーボードのUSB3.0ピンヘッダを使い、USB Type-C機器が利用できるようになる |
またフロントパネルは通気性に優れるオールメッシュ仕様。さらにLED内蔵の140mmファン×2による正圧設計を採用することで、ケース内部へのホコリやチリの侵入を防ぐと共に、ハイエンド構成にも耐えられる高い冷却性能を備えている。
オールメッシュ仕様のフロントパネルと、SilverStoneおなじみの正圧設計による高い冷却性能も「SST-RL05」の特徴だ |
その他、大型のアクリルウィンドウや、電源ユニット搭載部を覆う専用カバー、裏配線用スペースなどのギミックを搭載しており、“魅せるPCケース”としてもオススメだ。
電源ユニット搭載部や3.5インチシャドウベイはカバーで覆われており、アクリルウィンドウから見える配線を最小限に抑えることができる |
ドライブベイは、5.25インチオープンベイ×1、2.5 / 3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2。冷却ファンはフロント120 / 140mm×2(140mm LEDファン標準×2)、リア120mm×1、トップ120 / 140mm×2で、トップには280mmまでの水冷ラジエターを搭載できる。
リアには120mm×1、トップには120 / 140mm×2の計3台のファンを増設可能 | フロントI/OのUSBポートはいずれも一般的な19pin仕様 |
I/Oポートは、USB3.0 Type-A×2、USB Type-C×1、マイク入力×1、オーディオ出力×1。拡張スロットは7段で、グラフィックスカードは最長370mm、電源ユニットは最長220mm、CPUクーラーは全高165mmまで対応する。外形寸法は、W210×D450×H465mm、重量5.9kg。
なお取材時点で入荷を確認したのはツクモパソコン本店と、TSUKUMO eX.の2店舗。いずれも価格は税抜9,980円で、5月4日より発売が開始される。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
SilverStone Technology: http://www.silverstonetek.com/