MaxwellになったQuadroミドルレンジグラボ

CUDAコアプロセッサ数768基、メモリバス幅128bit、メモリバンド幅106GB/secのプロフェッショナル向けGPU「QUADRO M2000」搭載グラフィックスカードの新製品が発売された。

「NVIDIA Quadro M2000」

出力インターフェイスはDisplayPort1.2×4で、最大4画面の同時出力に対応。複数画面を1つの巨大デスクトップ画面として扱う「NVIDIA Mosaic」や、RGB各色10bit（10億6,433万色）の30bitカラー出力、2系統のDisplayPortによる5K解像度表示などをサポートする。

本体カードはシンプルな1スロ仕様。付属品にはDisplayPort-DVI変換ケーブルが同梱済み

外形寸法は、167×111×16mm。薄型のアクティブファンシンクを冷却機構に採用することでシングルスロット仕様を実現。補助電源も不要なことから幅広いワークステーションに搭載できる。

Maxwellアーキテクチャ採用版のQuadroとしては廉価な位置付け。上位の「Quadro M4000」は昨年9月に発売済み

そのほか、GDDR5 4GBのビデオメモリを搭載し、バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、消費電力は75W。対応OSはWindows 10 / 8.1 / 8 / 7、Linux（64bit）。パソコンショップアーク、BUY MORE秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。

文： GDM編集部 Tawashi
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