2016.05.13 19:49 更新
2016.05.13 取材
MTBF250万時間という高い耐久性を備えた、データセンター向けHDD「WD Gold」シリーズが、Western Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)から発売開始。容量ラインナップは4TB、6TB、8TBの3種が用意される。
データセンター向けHDD「WD Gold」シリーズがアキバに登場。最大容量の8TBのみ「HelioSeal」技術を採用する |
業界最高峰の信頼性を謳う、Western Digitalの3.5インチSATA3.0(6Gbps) HDD「WD Gold」シリーズの発売が、予定通り本日13日より開始された。常時稼働が求められるデータセンター向けモデルで、容量は4TB、6TB、8TBモデルがラインナップ。なお8TBモデルには空気より密度が低いヘリウムを内部に封入し、空気抵抗を軽減する「HelioSeal」技術が採用される。
4TBと6TBモデルは、静電気防止袋に貼り付けられているスペックシートが8TBと異なっていた |
また2つのアクチュエータを使いデータトラックの位置精度を向上させる「デュアルアクチュエーターテクノロジー」、RAID構築時の時間制限エラーから普及する「TLER」機能を搭載。さらにすべてのモデルで温度範囲を拡張したテスト「Extended thermal burn-in test」を実施して出荷される。
書込耐性は1年あたり550TB、MTBFは250万時間(8TB)または200万時間(4TB / 6TB)で、製品には24時間365日対応のプレミアムカスタマーサポートが提供される。なお詳細についてはこちらのプレスリリースを参照のこと。また取り扱いショップと価格は以下の通り。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Western Digital: http://www.wdc.com/