2016.05.14 13:48 更新
2016.05.14 取材
Antecから、ATXフォームファクタに対応するミドルタワーPCケース「P9」が発売された。サンプルを展示しているドスパラ パーツ館では売価税抜12,806円で販売中。
本日14日より販売が開始されたのは、静音性と拡張性を実現したと謳うATX対応ミドルタワーPCケース「P9」。
サイドパネルにはスチールとポリカーボネートを貼り合わせた2層遮音パネルを採用。ケース内部から発生するシステムノイズをカットするとともに、ケースの共振を抑制する。
「P9」。フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX | |
スチールとポリカーボネートを貼り合わせた2層遮音パネル。重量もあり、コンコンと叩くとこもったような音がする | フロントパネルのフィルタは側面から直接引き出すことができメンテナンス性も良好 |
さらにトップにはラジエターや搭載ファンに合わせて3分割できるファンカバーを搭載。遮音性を維持しつつエアフローを確保することができる。
ケーストップフィルタの下には、遮音性を高めるトップファンカバーを備えている | |
最大で360mmサイズの大型ラジエータの増設に対応したケーストップ。開口部をラジエータサイズに合わせることで、遮音性を維持しながら最大限のエアフローを確保する |
ドライブベイレイアウトは5.25インチオープンベイ×3(内1つは3.5インチシャドウベイとして利用可能)、2.5 / 3.5インチケージベイ×8、2.5インチシャドウベイ×2、拡張スロットは8段。ケージベイを取り外せば430mmまでのグラフィックスカードに対応。さらにポンプ・リザーバーの設置スペースとしても使用できる。なお、CPUクーラーは全高165mまで。
拡張性に優れた内部。底面マウントの電源ユニットは奥行180mmまで対応 |
冷却ファンはフロント120mm×2、リア120mm×1を標準装備。またオプションでトップ120mm×3または140mm×2、ボトム120mm×1を追加でき、フロント(120 / 240mm)とトップ(240 / 280 / 360mm)には水冷用ラジエターを搭載できる。またフロントトップに最大4基のファンの回転数を3段階(High / Stop / Low)に制御できるファンコントローラを実装する。
そのほか、I/OポートはUSB3.0×2、USB2.0×2、オーディオイン×1、オーディオアウト×1。外形寸法は、W210×D470×H465mm、重量約9.1kg。詳細については13日付けのリリースもの参照のこと。
文: GDM編集部 Tawashi
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/
株式会社リンクスインターナショナル: http://www.links.co.jp/
Antec: http://www.antec.com/