2016.05.19 18:50 更新
2016.05.19 取材
Broadwell-EP最上位となるXeon E5-2699 v4をデュアル実装した超ハイエンドワークステーションがオリオスペックにて展示中。その圧倒的なパフォーマンスの一端をご紹介していこう。
PCケースにPhanteks「ENTHOO PRIMO」を採用するワークステーションモデル「DualForce WS v4」 |
Broadwell-EP最上位モデルXeon E5-2699 v4(22コア / 44スレッド / 2.20GHz / キャッシュ55MB)をデュアル実装させた、ハイエンドワークステーションがオリオスペックにて展示中だ。
Cooler Master製オールインワン水冷キットや1,200WのPLATINUM認証電源、Noctua製冷却ファンなど高品質なコンポーネントを採用することで、高TDPのBraodwell-EP×2でも安定動作が可能 |
ベースとなるシステムは、ASUS「Z10PE-D16 WS」(Intel C612 / LGA2011v3×2)を採用する「DualForce WS v4」。基本構成でXeon E5-2630 v4(10コア / 20スレッド / 2.20GHz / キャッシュ25MB)×2と、DDR4-2400 64GB(ECC / 8GB×8)を搭載するかなり強力なシステムだが、オリオスペックではCPUをXeon E5-2699 v4へと換装。最大88スレッドの同時処理を可能にしたモンスターワークステーションへと仕上げた。
「CINEBENCH R15」のマルチコアテストでは5,155cbを計測 |
そのパフォーマンスは素晴らしく、定番3Dレンダリングベンチマーク「CINEBENCH R15」のマルチコアテストは約2秒ほどで完了。スコアは脅威の5,155cbを計測した。ただし、その分価格も圧巻。基本構成売価税込521,640円から1,433,116円と跳ね上がる。
デバイスマネージャーやタスクマネージャーでは88個のCPUが認識するため、画面内に収まり切らない |
ちなみに「DualForce WS v4」の受注は来週から開始され、もちろんXeon E5-2699 v4の選択も可能。なおデモ機の展示は明日20日(金)までとなるので、気になるなら早めに足を運んでみるといいだろう。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹