2016.05.20 00:01 更新
2016.05.20 取材
ハンダ工作を駆使する電子工作は難しいもの・・・という概念を吹き飛ばす、超簡単な「赤くてかわいいボリュームフェーダーキット」が三月兎1号店で販売中。オーディオ系の同人ハードウェアを手がけるfixerさんの最新作、これが原田さんも驚く人気アイテムになっている。
どうもこんにちは、楽しい工作キットの伝道師・原田です。もっとも本人は、このところ「PCエンジンGT」の改造ばかりやってるんですが・・・それはさておき、今日ご紹介するのはハンダ初心者の方でも安心な「赤くてかわいいボリュームフェーダーキット」。「僕クロ」や「ありやす」、「キチクロZ」などなど、オーディオ系のキットを手がけるfixerさんの最新作です。先週末に入荷して、まずは様子見かなと思ったら・・・意外な人気で早くも品薄になってるんですよ。
それでコレはいったい何かと言えば、ご覧の通りボリュームを調整するためのフェーダーです。PCとアンプ内蔵スピーカーとかの間にコレをかませると、手元でボリュームがいじれるようになるってワケですよ。オーディオの世界ではごくありふれたアイテムですが、RCAやフォーン端子のものがほとんど。汎用性の高い、一般向けな3.5mm端子のモデルってのは珍しいんです。見た目もかわいいし、デスクに置いていても様になりますよね。そしてお値段も税抜1,480円とかなりお手頃!これは売れるワケですよ。
ハンダ付けの苦労も最小限、初心者でも簡単に作れます。ちなみにすでにかなりの数が売れているところ、もし完売の場合は再入荷に時間がかかるかも、とのこと |
そしてお手頃といえば、コレはとにかく作るのが簡単。ハンダ付けが必要なのは、なんと18ヶ所しかありません。シンプル極まるキットなので、ハンダが温まった状態ならものの30分とかからずに完成でしょう。コレでハンダの扱いに慣れたら、次は「PiPo」が作れるようになるハズです。こうやってどんどん電子工作の世界にのめり込んでいく・・・という人が増えればいいんですけどね(笑)。
「フェーダーキット」を足がかりに、ステップアップもイケる?次なるターゲットの「PiPo Ver.6.2B」は税抜1,400円で販売中 |
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎1号店: https://www.gdm.or.jp/shop/usagi-1/