2016.05.20 17:19 更新
2016.05.20 取材
Broadwell版Xeon SoC D-1541をオンボードさせたサーバー・ワークステーション向けMini-ITXマザーボード「D1541D4I-2L2T」の販売がパソコンハウス東映で開始された。価格は税込135,600円。
Broadwell版Xeon SoC D-1541を搭載する「D1541D4I-2L2T」。ちなみにIntelによるプロセッサの希望カスタマー価格は581ドルと非常に高価 |
8コア / 16スレッドのBroadwell版Xeon SoC、D-1541をオンボードさせた、サーバー・ワークステーション向けMini-ITXマザーボード「D1541D4I-2L2T」がASRock Rackブランドから発売された。
ネットワークは10ギガビットLAN×2、ギガビットLAN×2の計4ポート。さらにUSBポート上にはマネジメントLANポートを備える |
ネットワーク機能はIntel X557-AT2による10ギガビットLAN×2と、Intel i210によるギガビットLAN×2の計4ポートを実装。さらに基板上にはminiSAS×1(SATA3.0×4対応)、SATA DOM×1、SATA3.0(6Gbps)×1を標準装備するなど、Mini-ITXながらかなりリッチな構成。ただしその分価格も税込135,600円と非常に高価だ。
Mini-ITXマザーボードでは珍しくDDR4-DIMMスロットを4本搭載 | |
SASやSATA DOMなどサーバー・ワークステーション向けのストレージインターフェイスを搭載 |
ちなみに先日取材した2016 Japan IT Weekで担当者に話を聞いたところ、Xeon-Dシリーズ自体の価格が高く、D1500シリーズマザーボードはどうしてもハイエンドよりの製品になるという。コストパフォーマンスを重視するなら、今後発売予定のBGA版Xeon E3-1500 v5を搭載したモデルに期待をして欲しいとのこと。
主なスペックは、メモリスロットがDDR4 RDIMM×4(2,133MHz / 1,866MHz / 最大128GB)、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1で、BMCコントローラはASPEED「AST2400」を搭載する。なお詳細スペックについてはこちらのリリースに詳しいので参照いただきたい。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
ASRock Incorporation(ARock Rack): http://www.asrockrack.com/