2016.05.23 00:00 更新
2016.05.23 取材
アキバのあちこちと繋がる、アキバブロードキャスターのササキチがお送りする「アキバガジェット」。今回は、そのササキチがアキバを飛び出してドバイへ行ってきた際のドタバタ周遊記をお届けします。もちろん単に遊びに行ったワケじゃなし。実は先月ご無沙汰していた一時期は、中東最大のオタク系イベント「ドバイコミコン」の取材に行っていたのでありました。
ちょっと前のお話になりますが、実はこのササキチ・・・ドバイに行っておりました!と言っても、単なる観光目的の海外旅行じゃありません。4月7日から3日間に渡って開催された、中東エリア最大のオタク系イベント「Middle East Film & Comic Con(MEFCC / ドバイコミコン)」の取材に行ってきたんですよ。そもそも海外に行くこと自体が初めてで、正直ビビリまくりではあったんですが(笑)・・・ここはアキバのオタクを(勝手に)代表して、ぜひ行くべきだろうと。そんな使命感に燃えつつ、勇んで中東のオタク事情を探ってきました!これでグローバルなササキチにレベルアップできたかな?(英語は話せないけど)
さて諸々のドタバタもありつつ、いよいよ「ドバイコミコン」の会場に足を運ぶことになります。冒頭チラリとご紹介しましたが、このイベントは中東で最大級のオタク系イベント!2012年から数えて5回目、年々来場者が増えて、今年は7万人が訪れたそうです。会場になった「ドバイワールドトレードセンター」の設営スペースも去年から2倍に広がったとか、中東のオタク系文化もどんどん元気になってるってことでしょう。
ちなみに“Film & Comic”のイベントということで、日本のコミケとはちょっと雰囲気が違います。伝統的にアメコミとか「スター・ウォーズ」みたいなハリウッド映画が人気なので、ブースもその手のコンテンツが多めですね。今年はドバイでもVR体験が話題になっていて、その手のブースもたくさんありました。まさに映画もコミックもゲームも、何でもアリというカオスな感じ!これがなんと、10時から22時まで12時間ぶっ続けで続くんです。とんでもないバイタリティだ!
ブース自体はそれほど多くなかった日本系のコンテンツですが、いわゆる同人にあたるファンサブコーナーでは大人気!ドバイではそれこそ「マジンガーZ」の時代から日本のアニメが流れていて、最近では動画配信の「Crunchyroll」でほぼリアルタイムで見れちゃうとか。だから「ラブライブ!」とか「おそ松さん」とか、日本でも話題のアニメはドバイでも人気!日本のアニメキャラのコスプレをやってるレイヤーさんも、会場にはたくさんいました。作品愛もスゴく感じられて、取材中もキャラ談義で盛り上がったり!そのあたりは、あまり日本との温度差は感じなかったですね。
いやぁ、正直ここだけでは伝えきれない(笑)! 最初は初の海外ということでいろいろ不安を感じてましたが、結果は全然問題ナシ。キャラの名前を出せばそれだけで盛り上がれるので、いつものテンションでいろいろなオタクたちとの交流を楽しんじゃいました。そう、オタクに言語の壁なんてないんですよ!イベントからの帰り道でも、ホテルの前でガサゴソフィギュアを開けてるヤツがいたりして・・・もうアキバと変わんないじゃん(笑)ってね!
コミコン自体にはまだ日本のブースも少なめでしたが、これだけ日本のアニメが浸透してるワケですから、これからに期待です。ちょうど10月にも、日本のポップカルチャーを紹介する「ANI:ME」っていうイベントが、アブダビで開催されることが決まりましたしね。これまで以上に中東で日本のオタク系コンテンツが広がってほしいし、そして自分もそんな手伝いがしたいっすね!
楽しくも忙しかったドバイの取材行の合間に、観光も忘れないササキチ。デカい水族館があったドバイ・モールを散策したり、IBNホールでは世界一美しい(?)スタバに行ってみたり | |
ドバイを満喫したササキチ、また中東に遊びに来たいなぁ。ひょっとしたら、またどこかで番外編をお届けすることになるのかも |
文: GDM編集部 絵踏 一
Middle East Film & Comic Con: http://www.mefcc.com/
CoreRare(ササキチ): http://www.corerare.com/