2016.05.31 00:00 更新
2016.05.31 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、珍しくモバイル端末ではなくガチのゲーミングノート「Alienware 13(R2)」について語ります。持ち歩ける13インチでグラフィックス搭載、欲しかったアレコレが見事に結晶したこの1台を待っていた!?
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回はちょっと毛色の違うアイテムを持ってきました。それがこちらの「Alienware 13(R2)」、デルから発売されている13インチのゲーミングノートです。
実は「ストリートファイターV」が発売された頃から、(かなり久しぶりではありますが)格ゲーがやりたいなぁと、快適に動くノートPCを折にふれて探していたんですよ。そこへうまい具合に中央通ヨコ店にコレが入ってきて・・・例のごとく我慢できずに買ってしまったという次第です。この流れ、もう何度目でしょうね。
マニアがつい最近またもや衝動買いしてしまったという今回の主役は、ゲーミングノートの「Alienware 13(R2)」。モバイルできるサイズでGPU搭載、さらに満足できる要素がアレコレ詰まった理想のモデルだったのです |
あまり意志の弱い人だと思われたくないので言い訳しておきますと、実はこの手のノートPCは、2~3年前からずっと欲しくて探していたんです。個人的にタブレットもPCも“持ち運べる”という要素が最重要でして、さらにゲームがバリバリ動くGPU搭載モデル、というのが条件。13インチは無理なく持ち歩けるギリギリなサイズですが、それでGPU搭載のモデルというと、そう多くはありません。ここしばらくは諦め気味だった(というか半分忘れていた)ところ、運命的に巡り会えたというワケです。
普通のモバイルノートとして使えるのはもちろんですが、仕事帰りのカフェでゲームのベンチマークが上がっていくのを眺めていると、実に落ち着きます。やっぱりこの手のデバイスは持ち運んでナンボだなぁと、日々癒やされていますね。
画面は小さいけれど、持ち運びを重視するならギリギリのサイズ。14インチモデルより約40%薄い設計のため、毎日モバイルするにもそれほど苦労しない。仕事帰りのカフェでベンチマークを回し、それで疲れが癒えるという特殊な体質の人にはピッタリかも |
・・・そろそろドン引きされている頃だと思いますので、真面目な話に戻りましょう(笑)。ゲームが快適に遊べるのが条件ですから、スペックはかなり優秀です。しかも結構新しめの仕様でして、CPUはSkylake世代のCore i7、メモリは8GBで、ストレージは512GBのSSDを積んでいます。そしてグラフィックスはGeForce GTX 960M!モバイル向けGPUは非力だと思われるかもしれませんが、「ストV」や「FF14」を遊ぶには十分なパワーです。画面はフルHDで映り込みが少ないアンチグレア、さらに視野角がスゴく広いのが好印象でした。よくゴロゴロしながら正面以外の角度でPCを覗きこむことが多いので、グータラな自分にはピッタリだというワケですよ。
スペックはほぼ最新仕様といっていい構成で、フルHD液晶にSkylakeや大容量SSD、GTX 960Mを搭載している。直接購入のモチベになっていた「ストV」もヌルヌル動きます |
そしてホントに活用するかどうかはさて置き、専用の外付けグラフィックスボックスの「Graphics Amplifier」に対応しているのもステキですね。いざ搭載GPUに不満が出ても、グラフィックスカードを買ってくれば解決!・・・さっきの“持ち運べる”にはメチャ矛盾しますが(笑)、こうした拡張性は夢があっていいと思います。
こんな具合に私の欲しいアレコレを全部網羅してくれるゲーミングノートですが、なんと約15万円ほどでゲットできました。通常なら30万円コースも視野に入るカスタマイズなところ、コレって国内デルのサポートが受けられない海外版なんですよ。英語キーボードなのもそのせいですね。
もっとも、個人的にはそこは全然問題なし!ドデカいACアダプタなしでも5時間はもつバッテリーとか、ほとんど音のしない優秀な冷却装置とか、使ってみて気付いたお気に入りポイントもたくさんあります。ゲーム動作も視野角も拡張性も、キーボードだって言うことなし。すっかり惚れ込んでしまいましたので、ゲーム以外にも色いろとぶち込んで、長く使っていきたいと思います。
すっかりお気に入りになったゲーミングノート。なんと東京ドームを貸し切って行われた、社内運動会にも連れて行きました。こんな機会はないだろうとマウンドに持ち込んで記念撮影をしていたところ、色んなスタッフがデバイスを持ち寄ってくれました |
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/