2016.05.31 15:00 更新
2016.05.31 取材
10コア/20スレッドのハイエンドCPUIntel「Core i7-6000」シリーズの販売が、本日15時に解禁。秋葉原の複数ショップでは一斉に販売が開始される。対応ソケットはLGA2011 v3で、チップセットはIntel X99がサポート。
Broadwellアーキテクチャを採用する、Intelのコンシューマ向けCPU「Core i7-6000」シリーズの発売が開始された。今回入荷したのは6コア / 12スレッドに対応する最廉価モデル「Core i7-6800K」から、10コア / 20スレッドに対応する「Core i7-6950X」までの全4モデルだ。
「Core i7-6000」シリーズの主なスペックは、製造プロセスはが14nm、キャッシュ容量が最大25MBで、メモリはDDR4-2400MHzまで対応(従来モデルはDDR4-2133MHzまで)。
プラットフォームは従来通りLGA2011 v3が使用できるものの、既存のマザーボードについてはBIOSのアップデートが必要。最近発売の新しいマザーボードでは、Broadwell-Eへの対応を謳ったモデルもあるが、「購入時に確認してほしい」(各ショップ)とのこと。
8コア / 16スレッドの「Core i7-6900K」。PCI-Express3.0レーン数は40レーン |
注目は、コンシューマ向けCPUとして初の10コア / 20スレッドを実現した最上位モデル「Core i7-6950X」だ。初回の入荷数は少ないとのことだが、パソコンショップアークやBUY MORE秋葉原本店、オリオスペック、ツクモ各店などでは取り扱い予定。販売価格は約210,000円となっている。
従来の最上位だった「Core i7-6900K」のさらに上位となる「Core i7-6950X」をラインナップ。ここまでくると、Xeonシリーズと迷うところだ |
文: GDM編集部 Tawashi
Intel: http://www.intel.co.jp/
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