2016.06.01 09:59 更新
2016.06.01 取材
キラキラ光るマザーボードや世界中が注目したスマートフォン「ZenFone 3」シリーズなど、なにかと派手なASUSTeK Computer(本社:台湾)ブースの片隅。そこにひっそりと展示されていたのがLGA 1151対応では世界最小を謳うMini-STX規格のマザーボードだ。
展示されていたのはSkylakeに対応するビジネス向けチップセット、Intel Q170を搭載する「Q170S1」、エントリーチップセットIntel H110を採用する「H110S1」「H110S2」の全3モデルだ。
「Q170S1」。メモリはDDR4 SO-DIMMが利用可能。Intel製のギガビットLANを備える |
いずれも基板サイズはW140×D147mmで、Mini-ITX(170×170mm)よりもかなり小さい。スペースの関係上、PCI-Expressスロットは搭載されずグラフィックスカードの増設はできないが、LGA 1151を備えるため汎用のCPUを使うことができる。
エントリーチップセットIntel H110採用の「H110S1」 |
なお、CPUはSkylake世代のCore i7 / i5 / i3 / Pentium / Celeronが搭載可能。TDPは65Wまでのモデルがサポートされる。対応ケース等の問題はあるものの、自作魂をくすぐる1枚だ。
(Nangang Booth No. Exhibition Hall 1 M0410)
「H110S1」のデュアルギガビットLAN仕様となる「H110S2」。サイズを計測すると、全モデルでW140×D147mmだった |
文: GDM編集部 Tawashi
ASUSTeK Computer: http://www.asus.com/