2016.06.04 02:53 更新
2016.06.04 取材
今年のCOMPUTEX TAIPEIでは強化ガラスを採用する新作PCケースが実に多い。そのドレスアップにピッタリなDDR4メモリ、「VENGEANCE LED」をCORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)が準備中だ。
アクリルウィンドウや強化ガラスパネルを採用するケースが増え、近頃ではマザーボードやグラフィックスカード、冷却ファン(CPUクーラーも含む)などにライティング機能を内蔵する製品が充実。メモリもその例外ではなく、特にOCやゲーミング向けでは、発光するギミックを備えるものが数多くラインナップされている。
今回、CORSAIRブースで見かけた「VENGEANCE LED」シリーズもそんなDDR4メモリのひとつ。ヒートスプレッダ内にLEDバーを内蔵させたよくあるタイプの製品だが、そこはCORSAIR。専用ソフトを用意し、発光パターンを変更できるギミックを追加した。
PCに接続した状態で、ソフトウェアを起動すると発光パターンを変更することができる | |
編集用ソフトウェアはあくまでも今回のデモのために用意のもの。製品版ではUIなどに改良が加えられる |
ソフトウェアでは輝度や明滅インターバルなどの設定が可能。残念ながら発光色そのものを変更することはできないものの、メモリ上のLEDをカスタマイズできる画期的な製品と言えるだろう。
CORSAIRでは「DOMINATOR PLATINUM」の最上位モデル「SPECIAL EDITION」も準備中。こちらは従来通りのLEDバー搭載ヒートシンクを採用し、チップにはSAMSUNG製のICのみを使用する |
LEDカラーはホワイトとレッドの2色。モジュール容量は8GBと16GBの2種で、デュアルチャネルとクアッドチャネルモデルが用意される。なお動作クロックは2,400MHzから4,400MHzまでは既に予定されているとのこと。なお発売は6月末から順次開始される。
文: GDM編集部 池西 樹
CORSAIR: http://www.corsair.com/