2016.06.06 03:20 更新
2016.06.05 取材
日本国内市場でも販売が確定しているという、Thermaltake Technology(本社:台湾)のミドルタワーPCケース「Versa N27」。トップと左サイドパネルが一体化された変わり種。正式アナウンスを前に、その容姿をご覧に入れよう。
Thermaltakeブースで発見したのは、ちょっと変わった外装パネルが目を引くミドルタワーPCケース「Versa N27」。モデル最大の特徴は、トップパネルと左サイドパネルが一体化されている点で、2面が一度に取り外せる事から、組み込みやメンテナンス作業のし易さが、格段に向上されている。
さらに大型アクリルウインドウは、左側面からトップ面までカーブを描くパノラマ仕様。内部構成パーツを魅せるPCを構築する、ベース筐体としての要素も備えている。
組み込み状態の内部を確認すると、ボトムレイアウトの電源ユニット搭載エリアは、全体がカバーに覆われた分離構造。GIGABYTE「G1 Gaming」シリーズのマザーボードには、360mmサイズラジエターをフロント部にマウントする「Water 3.0 Riing RGB 360」を搭載。グラフィックスカードは電源ユニットの上部に、ライザーケーブルを使い縦固定。なおリアおよび底面に搭載される「Riing Fan」は、オプションになる予定だとか。
またマザーボードトレイ背面には、ケーブルマネジメント用スルーホールを複数用意。シャドウベイはフロント寄り下部に2台分の2.5 / 3.5インチ共用ベイが確認できる。
なお国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)によると、市場想定売価は税抜で6,980円を予定。思いのほか価格設定は低い印象。
(Nangang Booth No. Exhibition Hall 1 M0110)
文: GDM編集部 松枝 清顕
Thermaltake Technology: http://www.thermaltake.com/