コンセプト・アミューズメント系のお店が多いアキバとはいえ、まさかスパイになれる（？）お店ができるとは！今回は、2月にオープンしたばかりの“スパイ気分”が味わえるアミューズメントバー「AkibaCIA」さんにお邪魔します。そう、お店に行けばアナタもCIA（秋葉原支部）のエージェントになれるんですよ！でも“CIA”って某大国の中央情報局のことなんじゃ・・・なんて考えちゃいけません。よく看板を見てみると、“Chiyoda Intelligence Agency”になってるでしょ！ミョーなことを口走ると、お店に入る前に存在を消されますよ（笑）

ステーキ・ハンバーグの「タケル」横を通りぬけ、手配書が貼られた怪しげな階段を登った先は・・・今回ササキチがお邪魔するのは、アキバ初の“スパイ”をコンセプトにしたアミューズメントバー「AkibaCIA」だ
CIAといっても某大国は関係ナシ。いつも新米エージェントを募集している“Chiyoda Intelligence Agency”へようこそ。ソラ・マルティネンコ“長官”がお出迎えしてくれました

そんなことを考えながらお店に入ると、「CIAへようこそ！エージェント志望の方ですね？」とお出迎え。そう、このお店はキャストの女の子もお客さんも、一流エージェントを目指してココで訓練するっていうコンセプトなんです。普通のバーと同じく飲食できるのはもちろんですが、メニューの中身も「じはくざい」とか「ハニートラップ」とか、スパイ風味なものがいっぱい（笑）。それにスパイはどんな国に行っても現地に溶け込めるように、世界中から50種類以上のお酒が用意されているとか。お酒好きなエージェント見習いさんにとっては、サイコーの“訓練”じゃないですか！

薄暗い落ち着いた雰囲気のここが“スパイ養成所”？もちろん普通のバーと同じく飲み食いできるワケだが、いちいち“スパイ風味”な味わいで楽しめるのです
スパイならどこの国でも任務が遂行できるように、世界中のお酒を嗜まなくては。バーカウンターには、世界のアチコチから集められた50種類以上のお酒が選べます。訓練なら仕方ない・・・
	席に案内された新米エージェントには、まず世界観（？）の説明も。もちろん“重大な機密”を扱っている場所なので、普段は撮影もNGだ
メニューも「ハニートラップ」など、ちょっと変わった名前のものがたくさん。「じはくざい」や「エニグマ」といった、これまたユニークなエージェントオリジナルのカクテルも用意されているぞ

おっと、飲み食いしただけで一流エージェントになれるなんて、そんな甘いことは考えてないでしょ？なんとこのお店には、スパイの技能を磨ける「金庫破り」と「錠前破り」なるアミューズメントメニューがあるんですよ。解けるまでの時間に応じてお会計がマイナスになるっていうゲーム、ここはぜひチャレンジしちゃいましょう。
　・・・ただしちょっとでも挙動不審な動きをしていたら、回りのエージェントから“二重スパイ”の疑いをかけられるかもしれないので、怪しげな言動は慎むこと。一度疑われたら、“うそ発見器”を使った尋問が待っているぞ！

さすがはスパイBAR、自分の技能でお会計が割引されるユニークなアミューズメントメニューもアリ。ヒントをもらいつつ解除パスを解く「金庫破り」と、色んな道具を駆使して南京錠を開ける「錠前破り」が選べるぞ
入ってから挙動不審な新米エージェントには、“二重スパイ”の疑いがかけられることも。長官が「1億円くらいかかった（笑）」という、“うそ発見器”で尋問されてしまう（ササキチは即反応）
スパイたるもの、頭脳も鍛えるべし。仲間同士楽しく時間をすごせる、ボードゲーム各種がずらり取り揃えてあります

それとスパイは頭を鍛えなきゃいけないということで、お店の中にはアチコチに心理系・知能系のボードゲームが置いてあります。だから普通に飲み食いするだけじゃなく、仲間同士で色んなゲームを楽しみながら“訓練”できるっていうワケですよ。さすが“スパイBAR”、普通のコンセプトカフェに慣れちゃった人も新鮮に楽しめること間違いなし！美味しいフードやお酒を楽しみながら、かつて憧れた（かもしれない）スパイっぽさをココで満喫しちゃいましょう。

スパイBAR AkibaCIAは年中無休、営業時間は平日と日曜が18:00～23:30、金土祝前日が18:00～29:00。来店時にもらえる“身分証”を持っている人だけが参加できる、色んなイベントも開催されるらしい

文： GDM編集部 絵踏 一
スパイBAR AkibaCIA： http://www.akibacia.com/
CoreRare（ササキチ）： http://www.corerare.com/