2016.06.13 00:00 更新
2016.06.12 取材
株式会社サイコム(本社:埼玉県八潮市)は2016年6月12日(日)、秋葉原ラジオ会館9階のビリビリAKIBA(所在地:東京都千代田区外神田1-15-16)にてゲーミングイベント「DETONATOR Fan Meeting Powered by Sycom」を開催した。会場にはサイコムが誇るハイスペックPCが一同に集結したほか、プロゲーマー総勢16名と来場者によるゲーム対決も実施。来場者と共に大いに盛り上がった。
今回行われたのは、サイコムがスポンサー契約を行っているプロゲーミングチーム「DeToNator」をゲストに迎え、最新のゲーミング事情を紹介するイベント。会場内には、サイコム自慢のゲーミングPCがズラリと並び、自由にゲームを楽しむことができる。ハイスペックPCで実際に挙動を試すことができるのはもちろん、常駐スタッフが直接質問に答えてくれるため、来場者は興味深そうに話を聞いていた。
MC役は声優・タレントで自身もゲーマーとして有名な青木志貴さんが担当した |
DeToNatorメンバーにゲームで挑戦するコーナーでは、抽選で選ばれた来場者が「Alliance of Valiant Arms」「Overwatch」「Counter-Strike: Global Offensive」の3タイトルでプロゲーマーと対戦。手加減なしで圧倒するDeToNatorと直接対決したユーザー達は、皆一様にそのテクニックに驚いた様子だった。
ゲーム大会でのポイントは、マウスやキーボードの設定や配置を「いかに普段の環境に合わせる事ができるか」(CS:GO部門コーチのNoppo氏)とのこと。もちろん予備のマウスも忘れずに |
チーム代表である江尻氏は「特に0.1秒を争うFPSでは、安定したゲームプレイができるPCのスペックが重要」と語ったほか、「動きが滑らかでストレスがないゲームプレイは上達への近道」と来場者にアドバイス。マシンスペックがよく分からないという人でも、「DeToNatorメンバーが愛用するサイコムBTOなら安心してゲームがプレイできる」とアピールした。
自作PCが分からないという人は、メンバーも使っている「G-Master DeToNatorコラボレーションモデル」がオススメ。目的と予算に合わせて3モデルがラインナップされている |
多彩なオリジナルPCを取り揃えるサイコム。中でもCPUとグラフィックスカードを独立で水冷化させた「G-Master Hydro」シリーズは、代表的な人気モデル。会場には完成したばかりのサイコムオリジナル水冷仕様の「GeForce GTX 1080」搭載BTOが展示されていた。
サイコムオリジナル水冷仕様の「GeForce GTX 1080」。SLI時に干渉しないよう、チューブを中央よりに設置。ベースとなるカードはノーマル版のGeForce GTX 1080だ | ベンチマーク中のベースクロックは1,860MHzまでオーバークロック。温度は65℃に留まっており、水冷の効果が十分出ているのが分かる |
さらに、先日発売解禁を迎えたばかりの「GeForce GTX 1070」を水冷化したモデルも登場。いずれも近日中のリリースを目指して鋭意準備を進めているという。
こちらはGeForce GTX 1080 Founders Editionベースの水冷カスタム(試作品)。SLI時の干渉とカバー取り付けの問題から採用が見送られたという | GeForce GTX 1070の水冷仕様もお目見え。近いうちに購入できるようになるそうだ |
先日のCOMPUTEXでも展示され、まもなく国内で発売が開始される「GAMING TITANIUM」シリーズの最上位モデル「X99A XPOWER GAMING TITANIUM」をMSI本社のMarvin Huang氏が紹介 |
来場者とのエキシビションマッチの合間に行われたMSIセッションでは、新設計VGAクーラー「TWIN FROZR VI」を採用するGeForce GTX 1080搭載グラフィックスカード「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」が日本初登場。COMPUTEXには間に合わなかったパッケージも披露されるなど、17日(金)の国内発売に向けて準備は万全の様子だった。
また、下位モデルGeForce GTX 1070搭載の「GeForce GTX 1070 GAMING X 8G」の発売日が6月下旬と発表され、自作派にとっても注目の新情報が明らかになった。
文: GDM編集部 Tawashi
株式会社サイコム: http://www.sycom.co.jp/