2016.06.14 00:01 更新
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、世界初の4G+3Gデュアルスタンバイを実現した「Xiaomi Mi 5」について大いに語ります。もう何が出ても驚かないと思っていたけど、この機能にはスマホの未来を変える可能性をみた!?
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回は私が久しぶりに衝撃を受けた、大注目のスマホ「Xiaomi Mi 5」についてお話させてください。何がスゴイかというと、このスマホは4G+3Gのデュアルスタンバイに世界で初めて対応した端末なんです!それがどういうものなのかはさて置き、この機能が話題を呼んで、先月に発売された際にはたちまち大人気になりました。もちろん私も即ゲットといきたかったところ、初めは“棚に並ぶ前に売れる”くらいの品薄状態でしたからね・・・お客様を優先して初回はスルーしつつ、2回目の入荷で運よくゲットできたという次第です。
またもや何かを手放して飛びついてしまった、Xiaomiの最新スマホ「Xiaomi Mi 5」が今回の主役。4G+3Gデュアルスタンバイ機能がマニアの間で話題騒然、発売時は入荷即完売を繰り返した人気機種だ |
まず最初に「4G+3Gのデュアルスタンバイ」についてですが、これは読んでそのまま。4G(LTE)と3G対応のSIMを同時に待ち受けできるという機能です。(4G+3Gの)2つの電話番号を同時に待ち受けできる、と言い換えた方が分かりやすいでしょうか。ただしこれまでのデュアルSIMは4G+GSM(2G)の組み合わせだったので、GSMが使えない日本ではそもそも利用できない機能でした。
でも通話はキャリアのかけ放題にして、データ通信はMVNOにして料金を抑えたい、という方はたくさんいらっしゃると思います。特にスマホとガラケーの2台持ちをしている場合、これが1台にまとまるとしたら、スゴく素晴らしいことですよね!その夢をかなえてくれるのが、このスマホというワケです。なぜかSMS契約がないと電波が立たなかったり、au系は同時待ち受けできなかったりと制約もありますが・・・ひとまず現状は、説明書がない中でアレコレ模索するのが楽しくて仕方ありません(笑)。
そして件のデュアルスタンバイだけでも尖った機能なところ、このスマホはスペックもスゴイ!「Xperia X Performance」や「Galaxy S7」と同じ最速SoCのSnapdragon 820を搭載していて、Antutuベンチは余裕の13万オーバー。フルHDの液晶もキレイで(微妙にGalaxyに似ていますが)ボディも高級感アリ、指紋認証もiPhoneに負けない完成度でビックリさせられてしまいます。
そして何より驚きは、これで税込49,800円というコスパの高さですね!実に他のフラッグシップ端末の半額程度、標準で日本語に対応しないというデメリットが霞んで見えます。上級者向けなのは間違いありませんが、マニアにとってこれほど“美味しい”スマホはそうないですね。
ちなみにスペックの話もしましたが、やはり個人的にビビッときたのは4G+3Gのデュアルスタンバイ!スマホの使い勝手を根底から変えてくれる可能性を秘めているので、この機能はどんな高スペックなスマホよりもウケるのでは?と考えています。この「Xiaomi Mi 5」以外では「ZenFone 3」も対応しているとのことで、さらに近く登場する「Xperia X Performance」(グローバル版)も期待大。このスマホを皮切りに、デュアルSIMが新しい夜明けを迎えるような、そんな気がしています。まだまだスマホの世界にも、新しい楽しさが隠されていましたね!
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/