2016.06.21 19:05 更新
2016.06.21 取材
Skylake版Core Mを搭載するハイパフォーマンス版スティック型PC、Intel「Compute Stick」シリーズが遂にアキバに入荷。製品ラインナップは3種で、いずれも明日22日より発売が開始される。
Skylake版のCore Mプロセッサを搭載するIntel「Compute Stick」がようやく登場。従来モデルから奥行が約10mm延長されている |
今年1月にアナウンスされた、Skylake版Core Mを搭載するスティック型PC Intel「Compute Stick」が遂にアキバ店舗に入荷。明日22日(水)より販売が開始される。
厚みや幅にはほとんど変更なし。液晶ディスプレイ・テレビのHDMI端子に直結できるため、スマートに設置できる |
HDMI端子に直結するスタイルはそのままにCPUをアップグレード。さらにデュアルチャネル対応のDDR3-1866MHz 4GBメモリや、64GB eMMCが標準装備され、Atomプロセッサを搭載する従来モデルに比べると大幅にパフォーマンスが向上している。
本体に実装されるインターフェイスはHDMI、USB3.0、microSDカードスロット、電源ポートのみ |
また製品にはUSB3.0×2のハブ機能を備えるACアダプタが付属。本体のUSB3.0ポートと合わせて計3台のUSB機器を同時に接続でき、スティック型PCの最大の欠点であった拡張性も改善されている。
ACアダプタにはUSB3.0ハブ機能が実装され、計3台のUSB機器を同時に接続できる |
製品ラインナップはOS搭載モデルがCore m3-6Y30(2コア / 4スレッド / 定格0.90GHz / TB時2.20GHz / TDP4.5W)採用の「BOXSTK2M3W64CC」(税込58,000円前後)、OS非搭載モデルがCore m5-6Y57(2コア / 4スレッド / 定格1.10GHz / TB時2.80GHz / TDP4.5W)採用の「BLKSTK2MV64CC」(税込70,000円前後)と、Core m3-6Y30の「BLKSTK2M364CC」(税込43,000円前後)の計3モデル。
OSプリインストールモデルはリテールボックスが、OSがインストールされていない2モデルは茶箱のバルク品がそれぞれ入荷している |
基本スペックは共通で、ネットワークはIEEE 802.11ac / a / b / g / nとBluetooth 4.1に対応。インターフェイスはHDMI、USB3.0の他、microSDスロットを備え、外形寸法は、W38×D114×H12mm。なお取材時点で入荷を確認したのは、パソコンショップアーク、テクノハウス東映、東映ランドの3店舗で、在庫はいずれも少量だ。
文: GDM編集部 Tawashi / 池西 樹