【コレオシ Vol.1292】～三月兎3号店～ゲームボーイとVAPEがまさかの融合、これが「VAPE BOY」だ！

2016.06.24 00:00 更新

2016.06.24 取材

　近隣の1号店に負けず劣らず「VAPE」（電子タバコ）の取り扱いが豊富な三月兎3号店にて、煙突の生えたミョーなゲームボーイを発見。これこそ「オリジナルMOD作成キット」の売り出しを目論んでいる、同店の齋藤さんが構想した「VAPE BOY」の試作機だ。VAPEが吸えるのは当たり前、なんとこのままテトリスだって遊べてしまう。

三月兎3号店齋藤さん
VAPE BOY（？）

Vol.1292 三月兎3号店齋藤さん
オリジナルMOD作成キット　売価税抜3,850円
http://www.march-rabbit.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=4243

おお懐かしのゲームボーイ！・・・と思ったら、ちょっとミョーな物がくっついていますよね。そう、コレはただのゲームボーイじゃありません。「オリジナルMOD作成キット」なるモノが埋め込まれたことで、VAPEと一体化した「VAPE BOY」に生まれ変わったんです！そもそもこのキットは、“MOD”と呼ばれるVAPEのスイッチボックスを自作するためのもの。何に組み込むかは自由なワケですが、せっかくなら面白いことをやろうと思いついたのがコレです。もっとも私自身はおそろしく不器用な男なので、工作は“最近「PCエンジンGT」の改造ばかりやっているあの人”にやってもらいました。

本人が「やっつけで急いで作った」なんて言うだけに多少作りは粗いですが、私の希望したコンセプトは完璧に達成されています。それはMODとして使えるのはもちろん、ゲームボーイとしてもちゃんと動作するってこと。こんな物を組み込んでも、こうして普通にテトリスが遊べてしまうのはさすがです。電源もMODと共通で大容量の18650電池からとっているので、ライフも本来のゲームボーイからは相当伸びているハズですよ。もっとも電圧が本来の乾電池より低いせいで、常にバッテリーランプが点灯しているのはご愛嬌ですけどね（笑）。

ちなみにこの手の自作キットって海外では結構な盛り上がりをみせていまして、以前からウチでもやってみたかったんですよ。ただし組み合わせるパーツの選定に時間がかかっちゃって、ようやく最近お店に並んだという次第です。その分中身は結構なスグレモノでして、コントロールユニットは最大50W対応とパワフル！爆煙仕様のMOD自作も夢じゃありません。基本は結線とバッテリーの仕組みが分かっている人なら扱えるはずなので、ここはぜひ「VAPE BOY」に続くユニークなMODを自作しちゃいましょう。