Thunderbolt 3のグラフィックスカード拡張ボックスにも対応

「NUC6i7KYK」は、Intel初のゲーミングNUCベアボーンキット。CPUは4コア / 8スレッドに対応するCore i7-6770HQ（定格2.60GHz / TB時3.50GHz / キャッシュ6MB / TDP 45W）、GPUコアには128MB eDRAM標準のIris Pro Graphics 580が内蔵され、従来モデルから大幅にグラフィックス性能が向上している。

またNUCベアボーンキットながら、帯域幅40GbpsのThunderbolt 3ポートを搭載。「Razer Core」やPower Color「DEVIL BOX」などの拡張グラフィックスボックスを使えば、外部グラフィックスカードの増設も可能となる。

COMPUTEX TAIPEI 2016のPower Colorブースでは、「NUC6i7KYK」と「DEVIL BOX」による実動デモが実施されていた

主なスペックは、メモリスロットがDDR4-SODIMM×2（最大32GB）、ストレージはM.2×2（SATA / PCIe両対応）、SDXCスロット×1。インターフェイスはThunderbolt 3×1、USB3.0×4、HDオーディオ×1、ネットワークはギガビットLAN、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、赤外線通信をサポート。ディスプレイ出力はHDMI×1、miniDisplayPort×1を備える。なお筐体サイズはW216×D116×H26mmへと大型化されているものの、専用スタンドによる縦置きに対応する。

取材時点で在庫を確認したのは、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、ドスパラ パーツ館で、価格は税抜84,800円。いずれも明日6日より発売が開始される。

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
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