2016.07.07 02:10 更新
2016.07.07 取材
なんとただのマスキングテープかと思いきや、貼ったその場が“黒板”になる。そのアイテムとは、各メーカーの合同ブースにて発見した日本理化学工業の「テープ黒板」だ。
好きな場所にペタリ、そしてはがすこともできる定番のマスキングテープに異色のモデルがあった。黒板に近い特性をもつテープ表面には、黒板同様にチョークで書きこむことができる |
ダストレスチョークを作り続けて79年という、老舗の日本理化学工業が出展していた「テープ黒板」。貼ってはがせる定番のマスキングテープの一種だが、なんとその表面を“黒板”にしてしまったというユニークなアイテムだ。
テープ表面は和紙で出来ており、黒板のようにチョークで書きこむことができる仕様。もちろん通常の黒板のように、書き込みは黒板消しや布を使って消すことができる。巨大なイメージの黒板をここまでミニマムな存在に落とし込んだ、その自由な発想には感心してしまう。
まさに貼ったその場が黒板になる仕様。書いた内容は黒板消しや布を使って消し、書き直すことができる | |
色は2色、3タイプの幅をラインナップ。製品には標準でスリムなチョークホルダーが付属、オプションで買えるカワイイミニ黒板消しと組み合わせたい |
カラーは黒と緑の2色で、長さはたっぷり使える18m。テープ幅は18mmと30mm、50mmの3タイプをラインナップしている。手を汚さずに書き込めるチョークホルダー付きで、同じスクールシリーズに属する42mm幅の「もっとちいさな黒板ふき」とは相性抜群だ。
なおメーカーの希望小売価格は、18mm幅が税抜700円、30mm幅が税抜900円、50mm幅は税抜1,100円となっている。
好きな場所に貼れるため、何かの識別用や装飾用にピッタリ。インテリアにノスタルジックな雰囲気を盛り込みたい時は、チョークとテープ黒板の出番かも |
文: GDM編集部 絵踏 一
日本理化学工業株式会社: http://www.rikagaku.co.jp/