2016.07.18 01:57 更新
2016.07.18 取材
株式会社アスクは2016年7月16日(土)、ツクモパソコン本店において「ついにベールを脱いだAMD新世代GPU Radeon RX 480の全貌とSAPPHIREオリジナル製品を日本最速でご紹介!」を開催。注目の解説セッションでは、一般向けとしては初公開となる、オリジナルVGAクーラー搭載モデルが披露された。
イベントでは「Polaris」シリーズの技術解説をはじめ、アスクが取り扱うSAPPHIRE製のオリジナルVGAクーラー搭載グラフィックスカードを解説。売れ行き好調なRadeon RX 480関連イベントということもあり、会場に入れない人も出るほどの大盛況だった。
セッション解説を担当した株式会社アスク チャネル営業部の深江 祐介氏 |
イベントの主役は、SAPPHIREオリジナルVGAクーラー採用のRadeon RX 480搭載グラフィックスカード「SAPPHIRE NITRO+RADEON RX 480 8G GDDR5」だ。
「SAPPHIRE NITRO」シリーズの進化版、「SAPPHIRE NITRO+」と名付けられた新型VGAクーラーを搭載。97mm口径のデュアルファンクーラー「Dual-X」を採用するほか、8mm径のヒートパイプ×2と6mm径のヒートパイプ×1を採用。基板裏面に備える2mm厚アルミニウム製バックプレートや、高効率な「ブラックダイアモンドチョーク」、耐久性に優れる固定コンデンサなどを採用する。
また、2基の冷却ファンは「Quick Connect」機能により着脱が可能。メンテナンス性が向上し、交換用ファンも用意される可能性があるという。
冷却ファンを取り外したところ。ネジ留めは1カ所だった | |
9枚のファンブレードに付着したホコリの掃除も容易だ |
そのほか、カードトップのロゴ部分が光る「RGB LED」機能を装備。基板上に用意された「LED MODE SWITCH」を押す毎にカラーや発光パターンが変更できる。もちろん消灯も可能だ。
基板裏面のLED MODE SWITCH。ちなみにBIOS切り替え用スイッチも用意されている |
気になるスペックは、現時点明らかにされていない。ただし「リファレンスクロックに対し10%ほどオーバークロックされているのではないか」という話だった。なお、クロック設定は「NITRO Boost Settings」と「Sillent Srttings」の2モードがあるようだ。
判明しているスペックは、メモリバス幅256bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載。出力インターフェイスはDualLink DVI-D×1、HDMI×2、DisplayPort×2、補助電源コネクタは8pin×1、外形寸法は255×145×40mm。発売は7月下旬予定だ。
Radeon RX 470 / 460の登場も近い模様。某花火大会の近辺というコメントも聞かれた |
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsuk
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED: http://www.sapphiretech.com/