2016.07.27 11:38 更新
2016.07.27 取材
昨年8月にお伝えした、外神田1丁目エリア、旧石丸電気本店ビルと旧ヤマギワビルの解体工事。現在は広大な更地だが、このほど新たな建築計画が明らかになった。そこには地上23階建ての商業ビルが建つという。
旧石丸電気本店ビルと旧ヤマギワビル、さらにテクノハウス東映の裏手にあるニュー東和ビルの3カ所の解体工事が終了。現在は更地となっている外神田1丁目エリアについて建築計画が判明した。
「100mクラスの高層ビルができる」という噂は本当だった。用途は事務所、店舗、駐車場とあり、2020年東京オリンピック開催前の2019年に完成する予定だ | |
国道17号線沿いの旧ヤマギワビル跡地。「株式会社亜土電子工業」の看板も再び見えなくなり、アキバの風景がまた大きく変わる事になる |
掲示されている「外神田一丁目計画」によると、国道17号線沿いの旧ヤマギワビル跡地には、高さ約135m、地上23階 / 地下1階(A棟)建ての商業ビルが誕生する。着工は来年2月で、完成は2年後の平成31年5月の予定。ちなみに、JR秋葉原駅前の「秋葉原ダイビル」は高さ約147m、「秋葉原UDX」は高さ約107mとされる。
「秋葉原UDX」よりも高い約135mの高層ビルが完成予定だ |
さらに、道路を挟んだ旧石丸電気本店ビル跡地には、高さ約25m、地上2階(B棟)の建物ができる。こちらは敷地面積の割には高さが低く、どのように運用されるのか気になるところだ。
現在は更地の旧石丸電気本店ビル跡地。とんかつの有名店「丸五」の前にある「講武稲荷神社」はそのまま残される |
文: GDM編集部 Tawashi