2016.08.04 00:01 更新
2016.08.04 取材
7月下旬に発売されたASRock製のIntel X99 Expressマザーボード「X99 Taichi」が売れている。ハイエンドと同等の機能を搭載しつつ、税抜約3万円と比較的手頃な価格で購入できるのが特徴。ドスパラ パーツ館スタッフIさんもオススメの1枚だ。
7月22日(金)に発売されて以降、何度か再入荷と完売を繰り返しています。Broadwell-E / EPで1台組むなら、今最もホットなマザーボードと言えるでしょう。
セールスポイントは何と言って価格設定です。12フェーズ電源回路をはじめハイエンドと同等の機能を搭載しつつ、税抜約3万円。価格を抑えつつ、特に機能を削ったというワケではない点が驚きです。
2スロットの「Ultra M.2」(32Gbps)やIntel製チップによるデュアルギガビットLANとIEEE 802.11ac無線LANを採用するなど、細部にこだわった作り。
しかも他社メーカーにはないGeForce GTX 1080 / 1070向けの「SLI HBブリッジ」まで付属します。こちらも売れ行き好調なGeForce GTX 1080 / 1070ですが、帯域をフル活用したSLIを構築するなら、現状「X99 Taichi」を買うのが一番の選択肢でしょう。
「X99 Taichi」に「GeForce GTX1080 8GB Super JetStream」をSLI構成にしたデモ機 | |
未だに単体での入手が不可能な「SLI HBブリッジ」も「X99 Taichi」なら付属。SLI環境が構築できる |
というワケで、当店ではPalit製のGeForce GTX 1080搭載グラフィックスカード「GeForce GTX1080 8GB Super JetStream」を2個使ったSLIデモをスタート。「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を4K(3,840×2,160ドット)環境で動作させています。CPUには10コア20スレッドのBroadwell-Eの最上位モデル「Core i7-6950X」を搭載。50万円オーバーのハイスペックマシンを是非見に来てください。
「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では10,929を計測。4K(3,840×2,160ドット)環境という点を考えればかなりのハイスコアだろう |
文: GDM編集部 Tawashi
ドスパラ パーツ館: https://www.gdm.or.jp/shop/dos/
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/index.asp