ブーストクロック最高1,911MHzの高クロックモデル

選別チップを採用し、ブーストクロック最高1,911MHzにチューニングされた高クロック版GeForce GTX 1080グラフィックスカード、「GeForce GTX 1080 GAMING Z 8G」の発売が本日よりスタート。MSI「GAMING」シリーズの上位モデルで、LEDライティング機能を備えた“GAMINGドラゴン”のロゴがデザインされるバックプレートを搭載する。

先日詳細レビューをお届けした「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」の上位モデル。非常に似た外観だがバックプレートで判別できる

VGAクーラーには、風量を高めた新設計ファン「トルクスファン2.0」をデュアル実装する「TWIN FROZR VI」を採用。また「Military Class」準拠の10フェーズ電源回路により、高負荷時の安定動作とオーバークロック耐性を高めた。

VGAクーラーはPascalに合わせて設計された新型「TWIN FROZR VI」を搭載

動作クロックは「GAMING APP」で「OCモード」「ゲーミングモード」「サイレントモード」の3段階に調整可能。最もクロックの高い「OCモード」では、コアベースクロック1,771MHz（リファレンス1,607MHz）、ブーストクロック1,911MHz（同1,733MHz）、メモリクロック10,108MHz（リファレンス10,010MHz）。メモリバス幅は256bitで、GDDR5X 8GBのビデオメモリを搭載する。

そのスペックもさることながら、希少性も大きなトピック。価格は「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」より約10,000円高い税抜109,810円

なおエルミタ取材班によると国内流通量は約10枚という超希少モデル。販売を確認した、パソコンショップアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房秋葉原BUYMORE店の4店舗では、いずれも入荷数は1枚のみ。さらに再入荷も未定とのこと。

文： GDM編集部 Tawashi / 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.（MSI）： https://www.msi.com/