2016.08.23 00:01 更新
2016.08.23 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、発売から3年経った今でも色あせない魅力をもつ「Xperia Z Ultra」が登場します。絶妙すぎる6.44インチのサイズ感はまさに奇跡、究極の大画面スマホとはコレのこと!
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回はいつぞや「ポケモンGO」用の端末としてご紹介した、ソニーのファブレット「Xperia Z Ultra」についてお話しようと思います。実はこの端末を持つのは2度目なんですが、ここ最近いじり回してみて、その絶妙な使い心地にすっかり魅了されてしまいました。以前に売ってしまった時は、ちょっと修行が足りなかったのかもしれません(笑)。
今回マニアが紹介してくれるのは、かつて大画面スマホの地平を切り開いた6.44インチの「Xperia Z Ultra」。巨大かつハイエンドなプレミアムモデルとして2013年の9月前後に発売、3年たった今でも型落ち感なく使える、真に殿堂入りなモデルだ |
さてその「Xperia Z Ultra」、なんと今からちょうど3年前に発売された端末なんです。スマホの世界で3年なんて、普通ならとても実用できるレベルじゃありませんよね。ところがコレはフラッグシップ級のハイエンド端末として、当時の最先端スペックで投入されました。フルHDディスプレイにオクタコアのスナドラ800、メモリ2GB、防水・防塵と、今でも問題なく使える立派なものです。GPSもジャイロも優秀ですし、OSもグローバル版なのでAndroid 5.1.1まで上がって、「ポケモンGO」も遊べてしまう!特にポケモンは最近の上位機種でないと安定して動かないので、3年前の機種で動いて、なおかつARも使えるというのはスゴイですよ。
とは言え、スペックだけなら今のスマホを使った方がいいですよね。「Xperia Z Ultra」が神がかっているのは、ズバリこの6.44インチという絶妙極まりないサイズなんです。ファブレットと通称される大画面スマホも今や数が増えましたが、どれも6インチとか6.8インチのモデルがせいぜい。その中で中途半端とも言える6.44インチ・・・これがどういうわけか、動画を観るにもブラウジングにも電子書籍にも、何をするにもちょうどいい(個人差はあります)んですよ!
大画面モデルながら厚みがたったの6.5mmという、極薄デザインも画面サイズと相性抜群。大きさを感じさせない取り回しが可能なんです。幅自体がパスポートと同じなので、スーツを着る人は胸ポケットに収めることもできます。ホント、よく考えられたサイズですよね。
大画面モデルだけに、最近では珍しくなったストラップホールを標準装備。マニアの場合、普段はグリップ感の増すバンカーリングを取り付けて使用している。ちなみにリングはスタンドにもなるため、動画鑑賞にもバッチリなのだ | |
5.5インチのiPhone 6 Plusでも厳しい片手操作、実はAndroidの場合はそれほどハードルが高くない。戻るボタンも手元にあるし、画面上好きな場所に置いておくこともできる |
もっとも、そもそも片手で操作できない大画面スマホは苦手、という方もいらっしゃるでしょう。実は私もiPhone 6 Plusを使っている時は、戻るボタンまで指が届かなくて、もどかしい思いをする時があります。でもその点Androidは戻るボタンが手元にありますし、画面上に追加することもできるんです。文字入力アプリも調節できますし、Androidの場合は筐体が大きいことはあまりマイナスにならないというワケですね。
・・・とまぁこんな具合で、個人的に「Xperia Z Ultra」は、発売から3年経った今でも究極の大画面スマホだと思います。でもさすがに3年ですからね、そろそろソニーさんには“本当の意味での後継機種”を出してほしいところ。「Xperia C5 Ultra」も「Xperia XA Ultra」も6インチ、それに両方ともミドルレンジのモデルなんですよ。6.44インチでウルトラハイエンド!ファンが待ち望んでいるのは、ズバリコレだと思います。
3年前の機種ながら、最新ゲームまで遊べてしまう究極の大画面スマホ。でもソニーさん、そろそろ真の後継機種を出してくださいね |
文: TEXT:GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/