2016.09.05 00:00 更新
2016.09.05 取材
自作派たちの周りで発掘された、懐かしのPCパーツを紹介する「懐かしのPCパーツ図鑑」。今回ご紹介するのは、先日事務所の引っ越しを終えたばかりのパソコンショップアークから。なにかお宝パーツが発掘されたに違いないとアタリを付け、ベテランスタッフ福田さんのもとへ向かった。
引っ越しと言えば「なんで、こんなモノが?」がお約束。今回もいろいろ出てきましたが、手始めに紹介したいのが「RP-2FDD」です。FDDドライブというだけで懐かしパーツの部類ですが、こいつは斜め上をいくデュアル3.5インチFDDドライブという変わり種。発売元は玄人志向で、当時はかなり尖ったアイテムを数多く取り扱っていました。
「RP-2FDD」は3.5インチベイ1段に2つのFDDを搭載する優れモノ |
本体記載の型番は「FD-05HG」で、製造元はTEACです。当時ドライブといえばTEACというくらいの人気メーカーで、CD-RWドライブもTEAC製を愛用していたと記憶しています。それにしても、どうして3.5インチFDDを2つ搭載しているのでしょうか。まったく使用した形跡がないので分かりませんが、おそらく使う予定がないまま購入したのでしょう。
変換基板を介して2つのFDDが1ドライブで接続。マレーシアの製造である事がわかる |
ただし、購入したショップはハッキリと覚えています。コムサテライト1号店で間違いありません。なにかのセール中だった気がするのですが、当時はよく利用していたんですよ。ちなみに、アークには当時コムサテライトで働いていたというスタッフがいるので聞いてみたのですが「覚えているわけないだろう」と言われてしまいました。
今でこそ最新のグラフィックスカード等も取り扱う玄人志向。以前は変わり種パーツばかりをリリースするブランドというイメージが強かった |
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
玄人志向: http://www.kuroutoshikou.com/