2016.09.05 10:01 更新
2016.09.05 取材
E-ATXマザーボードが搭載できる限定販売のオープンフレームPCケース、In Win「D-Frame 2.0」のサンプル展示がオリオスペックでスタート。売価は税込165,800円で、予約の受付が開始されている。
「D-Frame 2.0」は、以前詳細検証をお届けした初代「D-Frame」のE-ATX対応モデル。世界限定500台とされ、国内限定各5台のカラーバリエーションモデル「D-Frame 2.0 White/Blue」「D-Frame 2.0 Black/Green」(11月中旬発売予定)も用意されている。
オリオスペックで展示中の「D-Frame 2.0」。サイドの強化ガラスパネルは映り込みが強め | |
「D-Frame 2.0 White/Blue」「D-Frame 2.0 Black/Green」も価格は同じ税込165,800円。電源ユニットのLEDはケースカラーに合わせてブルー、グリーンに発光する |
オフロードバイクをモチーフとした、スチール製大口径パイプと強化ガラスで構成。上部フレームはワンプッシュで取り外しが可能なためメンテナンス性も良好。E-ATXサイズまで対応するマザーボードは倒立スタイルを採用し、ドライブベイは2.5 / 3.5インチ共用×4段。
冷却ファンはトップ120mm×2基、ボトム120mm×3基で、360mmサイズラジエターが搭載可能。拡張スロットは全8段で、奥行き415mmまでのグラフィックスカードが搭載できる。なお、CPUクーラーは165mmまでの高さをサポートする。
強化ガラスパネルを外したところ。トップやフロントはオープンのためエアフローに問題はない | |
スチール製大口径パイプのケースは組み立て済み。重量は22.5kgとかなり重い |
また、オリジナル電源ユニット「SIII-1065W」が標準装備。80PLUS PLATINUM認証のフルモジュラータイプで、165mm口径の静音ファンを搭載。内部が見えるスケルトン仕様の「D-Frame 2.0」専用モデルで、イエローカラーのLEDにより発光する(ON / OFF可能)。なお背面にはUSB充電ポートを備えるほか、電源シャットダウン後に最大180秒間冷却ファンを回す機能も備える。
リアに搭載しているオリジナル電源ユニット「SIII-1065W」 | |
165mmの静音ファンは1,000W出力時でも40dBAを実現する静音仕様だ |
オリオスペックで展示中のサンプルは、国内正規代理店の株式会社アユートが持ち込んだBitspower製DIY水冷パーツを使って組み込んだ豪華仕様。CPUはもちろんグラフィックスカードも水冷化が施され、ラジエターには360mmモデルが使用されている。
外形寸法は548×291×726mmで、重量は22.5kg。パッケージ総量は25.5kgに達するため、店頭持ち帰りではなく配送を依頼したほうがよさそうだ。
ハードチューブ使用のDIY水冷がよく似合う。ポンプやリザーバータンクの固定も可能 | パッケージはかなり巨大 |
文: GDM編集部 Tawashi
オリオスペック: https://www.gdm.or.jp/shop/olio/
株式会社アユート: http://www.aiuto-jp.co.jp/
In Win Development Inc.: http://www.inwin-style.com/